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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
29/230

とは言え皆可愛いと思いました。④

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。

 俺は恋愛と言うものがよくわからない。

 唐突に中二っぽい事言ってみた。


 俺の恋愛観は間違っている。

 始まりは小三の頃、そして中二の時に確信したし中三の時ぶっ壊れた。と自身理解している。


 気づいた時にはもう手遅れ、恋愛って好きってなんだろって。気持ちも心も関係ない、俺は体の付き合いでしか恋愛を成り立たせる事ができなかった。

 ま、結局現実なんてそんなもん、女なんてそんなもん。ね?そうでしょ?そうだよね?


 目の前にいる黄瀬瑛美だって可愛いけど所詮は女だ。

 だからさ、ほら見てみろよ。えっと、なんだこれ?なんなんすかね、意味わかんないんすけど。


 今さっきまで楽しく弁当を食べていたはずの黄瀬瑛美が急にぷくっとほっぺを膨れさせた。

 への字の口、膨れたほっぺ、眉間にしわを寄せたそんな顔だけど、どうしよう怒った顔もちょっと可愛い。

 

 可愛い子は何をしても可愛い。

 ほんとズルい、なんか悔しい。


 俺は感情表現が苦手なせいで、よく相手を傷付けるし俺も傷付く。本人の想いとは違う風に受け取られてしまうのは結構しんどい。

 もしかしたら黄瀬も同じような苦しみを抱えているのかもしれない。もしそうなら共感と言うか少し同情する。

 でもまあ可愛いからチャラだな。


 とりあえず怒った猫のスタンプみたいな顔した子には餌付けして手懐けてみよう。


「ほい・・・で、いったいなんなの?」


 渡しそびれていたいちごミルクを差し出した。

 至って平常で実に自然に無言で受け取ると大事そうに横に置き更に厳しい視線で睨んできた。


 取らないよ?


「・・・これで許して貰えると思ったら大間違いです!いつも明るくて可愛い私ですが怒るときには怒ります。私先輩みたいにちょろくないので。ただまあ、いちごミルクに罪はないのでこれはこれで受け取っておきます」


 口調のわりに後半ニヤケ面が隠せてねーよ。このぷんすか子猫、けっこうちょろいな。

 あといちいち俺をディスるのやめて、まあ否定はしないけど。


「えっと、なんすか?俺なんかした?」


 とりあえず冷静に質問してみた。すると肩から大きくため息を吐き戦闘体制に入るぷんすか子猫を見てそっと身構えた。


「はあぁぁぁー。ほんっと先輩って先輩ですね!最低です」


 イラッとした。


「まあそうだな、たしかに先輩だ」

「はあ?何逆ギレしてるんですか?本っ当、最っ低っです!もっとよく考えてから口に出してください!分からないならもう特製エイミー焼きはあげません!」


 な、なに・・・それは一大事だ。


 ふんっと小さい口を尖らせそっぽを向く黄瀬、やっぱちょっと可愛い。が、それどころではない。

 理不尽な攻撃に少し強めに答えたら予想外な反撃を受けた。 確かに味覚までもがちょろい俺だけど"旨いもの"と言ってすぐに頭によぎるメニューの一つにこれがある。

 ハンバーグの様なものを卵で包み煮たのか焼いたのか。


 それが「特製エイミー焼き」だ。


 なんとも絶妙な味付けでこれがマジで旨い。おばあちゃんの磯辺焼きや母親のどんどん焼きに並ぶ勢いだ。なので本気で真剣に考えてみた。


 時間に遅れてはいない、約束は別にしていない・・・やばいもうお手上げかも。

 ダメだ、こういうのは黒坂が得意そうだよな。そう言えば今日だってあんな真剣に考えてくれてたし、なんでそんなに俺と遊びたいんだか。まあ、もうすぐGWだしな。


 あ、それか。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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