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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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とは言え皆可愛いと思いました。②

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。

 告白


 する側もされる側も等しく緊張するものだ。少しの恐怖もあるだろう。恥ずかしさやいじらしさもあるだろう。それでも尚その先を目指して一歩踏み出す。


 このシチュエーションで物事をサクサク進められる人はいない。今もそうだ、この歯痒くもセンシティブな沈黙の時間が生まれ、受け身側の俺もジリジリとダメージを受けている。


 などと頭の中で語るに浸るほどの時間があった。


 過ぎてみれば何とも単純で分かりやすくストレートな愛の告白。この場合の俺は返事を一つしか持っていない。

 俺からの言葉を受け取った彼女は早速さと帰って行った。


 事を済ませて再度席に付くと、ニヤニヤ顔の黒坂が待ってましたと言わんばりのノリで詰め寄って来た。


「で、どうだった?返事は?今の子は当たりだろ?結構可愛いかったじゃん」

「彼女ができた」


「「!?」」


 教室内の時間が一瞬止まった。そして引いた波が打ち寄せて来たかの様にクラスメイト達が騒ぎ始めた。


 おかしいおかしいおかしい。周りに聴こえる様なボリュームで喋ってないぞ。あーやだなぁ、こう言う注目のされ方。


 収集つかなく困っていると、それを少しづつ少しづつ黒坂がなだめていき何とか騒ぎは収まった。


 黒坂ちょーいいヤツ。ちょっと尊敬レベルだ。


 とは言え小声であちらこちらで俺の話をしているのはわかる。何故か視線と言うのは感じてしまうものだ。

 そんな中、急に困った顔をして唸り出す黒坂。


「いやだってさ、彼女出来たんなら俺とは遊べねーじゃん、時間あるなら彼女と会いたいよな。いや待て、ならタブルデートって手もあるな。むしろ丁度いいな」


 ちょっと待て、突っ込むとこ多い一旦整理させて。


「・・・彼女、いたの?知らなかったんだけど。て言うか遊ぶのOKしてないんだけど。本当に行くとしてもカラオケじゃダメなの?」

「寂しいこと言うなよな、まあダメじゃないけどさ。わかった、ならカラオケは行こう」

「お!いいね。俺らも行っていい?」

「え?じゃあウチも行くー。ねーねー、ゆうとしおりんも行こーよー」

「マジで?櫛川(くしかわ)達も行くの?いいねいいねー行こうぜ」


 待った待ったちょっと待った。話がどんどんデカくなる。なにこれ、なんなんすかこれ。どうしよう超行きたくない、超行きたくないんだけど!


「7人か、丁度よく男女揃ったな、なんか合コンみたいじゃね?」

「合コンって超うけるー。いいね、合コン合コン」

「ははっ、合コンって。だったらもう一人女子がほしいとこだよなー」


 盛り上がり過ぎて手の打ちどころが無く放心状態の俺。しかしその直後、予想外の展開に当事者全員が俺のように固まる事となった。


「なら私も混ぜてよ、いいよね?」


「「・・・・・」」


 高目のトーンのはずなのに、何故か低く冷たい圧力を感じた。その冷めた目付きのせいなのかこんな言葉すりゃ凶器の様に背後から突き刺さってくる。


「・・・え、あ、ああ。いいよ、な?でも珍しいな、紫ノ宮さんがこういうの参加したいなんて」

「ちょっとね、楽しそうじゃない。たまにはいいでしょ?いいよね?」


 見られている、怖い怖い怖い。ヤバい、ヤられる。


 衝撃の事態に全員困惑していた。この闇痴女をどう捌けばいいか誰もわからないでいる。


「じゃ、じゃあこの8人ってことで。そうだな合コンみたいに楽しく騒いで遊ぼうぜ!」


 さすが黒坂、先頭切って仕切り始めてどんどん話が進んでいく、マジで凄い。尊敬する。まあお前が原因だけどな。

 それにさ、よくもまあこの3人揃えたもんだよ。黒坂、お前が進めるこの先はきっと惨状になる。ほら、俺の手もう震えてるだろ。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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