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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
200/233

いくとこまでいこうと思いました。⑧

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 思っていた以上に白熱してしまった。

 その声に、その反応に、きっと俺の方が虜になっていた。もしかしたら相手が黄瀬だったから、そんな風にも思ってしまった。


「ふえ、ごめんなしゃいごめんなしゃいっ私もうホントにムリです許してくださいっ」


 脱力しきって虚ろな目とろれつの回らない言葉で抵抗する黄瀬、なんかちょっとムラっとした。

 しかしそんな劣情を抑えトリップ中の黄瀬にチョップ。


 可愛い泣き声が出た。


「じゃなくて、そろそろ時間だから」


 不貞腐れたみたいに口をとんがらせ、ブツブツと何か言いながら服を着る黄瀬。ぎこちなさそうにスカートを履いていた。


 外に出ると七時をとうに回っているのに若干まだ明るく、遠くの空がオレンジ色から紫色に変わるグラデーションがちょっと綺麗だった。


「あ、あのー、さっきのって本当に先輩ですか?」


 それどんな質問?


「あんなドSオオカミなるなんて聞いてないんですけどー、いつもと全然違うじゃないですかー!」

「え、そうなの!?」

「そうですー!あんなの反則ですー!」

「ごっごめん!夢中になっちゃって、俺酷い事した!?」

「・・・そういう事じゃなくてー」


 黄瀬は歩きづらいのかずっと俺の服を掴んだまま、そして気恥ずかしいのか目も合わせてくれない。


 まあそりゃそうだよね。


「し、してる時だけ名前呼びとかー、可愛いとか好きとかいっぱい言ってくるしー。ってかやり過ぎですー!初めてなのに、あんな・・・」


 恥ずかしさの限界でちょくちょく「わー!」と叫んでいた。会話でマウントとることもできず黄瀬らしくもない。なんていうか、普通の女子が隣にいた。


 そんな風に照れてる姿も可愛いくて、必死に抑えなければこの場でまた襲ってしまいそうだ。


 そして駅に着くと一度振り返り小さく手を振った黄瀬はすぐにホームの方へ掛けて行った。


 転ぶなよ。


 その後自宅に戻りベッドの乱れを直していると黄瀬との行為を思い出す。俺は抑えられない興奮を感じながら、それを上回るほどの後悔で胸の奥が苦しくなっていた。


 それから二日空けて俺がバイトがない日、黄瀬から連絡受け駅で落ち合うとそのままウチに直行した。


「せっ先輩が、変な事教えるからいけないんですよー」


 ツンデレっぽく恥じらいながら、求めるような目で俺を見る。


 どんだけ可愛いだよっ!

 じゃあいいよ、今度は思いっきりしてやる。


 そうやって黄瀬との乱れたサイクルが始まった。


 脅しのような圧力で拒絶したら何するかわからない。そんな風に自身に言い訳をしながら紫ノ宮を受け入れる。

 また、いろんな心の傷を癒す為、俺への想いにつけ入り茜を汚し続け・・・。

 そしてそれら全ての吐け口にするように都合良く黄瀬を陵辱する毎日。


 それでやっと自分の平常を保っていた。


 本当にとんでもなくクズで最低なゲス野郎。

 わかっていながら辞める気もしない。


 そうやって確実に間違う事も無く、落ちていく。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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