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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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高校二年になりました。②

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へ先に感謝を言わせて下さい。

ありがとうございます。

 黒板に貼られた座席表を見ながら自身に決意表明し、自分の席を確認。


 ・・・・・

 拳を思いっきり握り締め、よしっと覚悟を決めた。


 そんな俺の自己陶酔は小さく声が漏れてたらしく近くの女子が心配そうに声をかけて来た。とっさに慌ててあたふたしてしまいとてもハズい。しかも強気に全部無視、なんてのはできずカミカミの単語の連呼で反応してしまった。

 恥ずかしさのあまり速足でその場を離れる俺。


「ねえねえ、ちょっと可愛いんだけどー」

「あんな子いたっけ?名前知ってる?」

「え?知らないよー。とりあえずテイクアウトで」


 ちくしょー、やっちまったー、くそっ失敗した!きょどっちゃったし!敬語だったしっ!俺のあほー。まじキモいわー。


 小さく深呼吸しヨシっと気合を入れ直す。

 そしてキャッキャうるさい女子共の群れをかき分け座席表に書かれていた通りの席に座った。


「・・・はあ、最悪」


 悪意を感じる。とりあえず担任を恨もう。あと運命とか神とかもし居るならぶっ飛ばしてやりたい。


 あからさまに落胆したオーラを発しながら教室の丁度ど真ん中の席に座っていた。


 四方八方ぐるっと全部女子。


 ・・・気まずいなんてレベルじゃない。とりあえず、みんなこっち見ないで。まじで。


 こんな人いたっけ?

 それは本人に聞こえないように言ってくれ。

 可愛いくない?ちょっといいかもー。

 そう!もっと大きい声で!!

 暗っ、キモ、そこ座んなし。

 いやちょっと酷くない?そう言う抗議はぜひ担任に言ってくれ。


 なんかいろいろ頭の中でごちゃごちゃしてきたのでいったんリセット。

 いつものようにあまり動かず出来るだけ小さくなって感情に蓋をする。ふうー。


 俺の存在に困惑し少し場が静まっていたが、すぐにまた青春の嵐が吹き上げた。


 ほら凄いだろ?俺の固有スキル『ステルスシャドー』完璧な「無」の完成だぜ。

 無として空気に溶け込んで、あらためて状況整理のため静かに周りを見渡した。


 わかってるわかってる。みんな青春真っ只中、義務教育って言う分かりやすい『子供』のレッテルが剥がれ少しだけ大人に近づいて少しだけ大人のように振る舞えて、少しだけ大人のように自由に生きれる。そんな高校生活、二年の今はきっと人生で一番輝いているのかもしれない。

 だからさ、いろんなはっちゃけ方があってもいいさ。

 ちょいと降りかかる火の粉くらい笑顔で返してやるさ。


 だからこのやかましいのも目をつぶろう。ホームルームが始まるまで目をつぶって、とりあえず寝るか。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。

あらためて皆様に感謝します。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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