いくとこまでいこうと思いました。⑦
はじめまして。
初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。
実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。
粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。
読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。
それと
貴重な評価やブックマークありがとうございます泣
駅の改札口を抜け、黄瀬を連れウチに向かい歩いている。KFCでの話は冗談だったかもしれないけど、結局黄瀬の勢いに流されてこうなった。
その黄瀬は俺の横でルンルンに上機嫌。駅前の雑貨店で買ってあげたキーホルダーを本当に嬉しそうな顔でずっと見ている。
転ぶなよ?
普通にしていればホントに可愛いと思っている。正直顔は好みだし背が小さく華奢で色白。性格を除けば昔好きだった川崎さんに少し似ている。性格を除けば。
オシャレに慣れているのか今日の服装もどっかのマネキンをまんま着ているみたいなのに凄く似合ってる。俺がやったら頑張った感が凄くて痛々しいだろうな。
スカートが好きなんだろうか、今日のミニスカートも違和感なく自然で良く似合ってる。生足も綺麗なのに下心なく可愛いと思えるのが凄い。
例えば紫ノ宮とか青木さんが俺の前でミニ履いて出て来たら平常心でいられない自信がある。
「え?なんですか?何見てるんですかー?」
「みっ見てねーよ!」
「・・・あー、今ちょっとエロい目で私の事見てましたよねー。まあそーですよねー、こんな可愛い女の子をこれから家に連れ込むんですもんねー」
挑発するような物言いでスカートの端を摘み上げ、パンツが見えそうなギリギリで更に攻めてくる。
お前には似合わないよ、そういうのは紫ノ宮みたい性格終わってるやつがやるもんだ。
それに気付いてないようだけどさ、ギリギリまで上げてるつもりなの?全然見えてるからね。と言うか階段でいつも見てるから。お前のパンツにレア度はもうねーよ。
ま、こないだその奥まで全部見てるしね。お互いに。
ふざけ合いながら自宅に到着、黄瀬は躊躇なく中に入って行った。
「へー、ほんとに一人暮らしなんですねー。意外と綺麗」
「いきなりだったし、何もないから」
とりあえずお茶だけ出して様子を見る事にした。
「で、何で一人暮らしなんてしてるのか教えてくれるんですかー?何で転校したとかー、何で誰とでも付き合っちゃうかとかー」
「い、いろいろあって・・・前の学校がただいやだっただけ、家族の事も重なってだけど。んー、あまり話したくないんだけど」
「ふーん・・・ま、いいですけどだいたい知ってるし」
「え?今なんて?」
「なんでもないでーす。それで、性欲に溺れていろんな子とヤリまくったと」
「ちっちげーよ!」
いつもは適当なとこでふざけながら話を終わらす黄瀬が今日とことん踏み込んでくる。
「なんで告られたら付き合っちゃうんですかー?」
「なんでってっ、そういうもんだろ?」
「いやいやいやっ無いですから!好きだったら別ですけどー、好きじゃないのに付き合わないですよー」
「好きになったから付き合う、普通だろ?」
「は?」
ウチに来る女子は皆、大抵すぐヤル気満々でくる。それなのに黄瀬はベッドに腰掛けマジで意味わからんと言いたげな顔をしていた。
俺の方がよくわからん。なに俺今怒られてんの?
「えーっと、じゃあ先輩は告られたら好きになるって事ですか?それが誰でも」
「まあ、そうなる、のかな。今のところは」
呆れ顔、こんな分かりやすく表情に出す人初めて見た。
「あの、先輩。先輩の『好き』ってなんですか?」
好きって何?好きは好きでしょ?
「はぁ。なんかわかりましたー」
またもや呆れられてしまった。
説明は難しいけど一応俺にだって理由はある。ちょっとおかしいのもわかってる。だから黄瀬にそんな事聞かせたくない。
「先輩は私の事好きですか?」
「なっなんだよっ。そりゃまあ、けっこう好きだとは思ってるけど・・・」
「じゃあ・・・」
手を引かれベッドに上がると黄瀬は横たわり俺を見て呟いた。
「こないだの続き、して下さい」
甘い声、若干高揚しているような表情、俺を求めるその目が強引に俺のスイッチを入れていた。
俺は相手の気持ちも自分の気持ちも全部無視して、こういう時の俺にバトンタッチ。そして欲望のままに黄瀬を汚した。
ご覧いただきありがとうございました。
恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。
むしろそれで勉強して成長したいと思います。
投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。