いくとこまでいこうと思いました。⑥
はじめまして。
初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。
実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。
粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。
読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。
それと
貴重な評価やブックマークありがとうございます泣
「君!白井巧太!?」
「え!?はいっ、そう、だけど」
フリーズの魔法がかかったかのように固まる少女。そしてそれがゆっくり溶けていく。
「まさか君の事だったなんて」
「ええっ、じゃあさっきの遅れるって話の」
マジっすか、ウケんな。
エーミ、そっか瑛美ね。
「ったくエーミのばか。前からずっと先輩先輩言ってたからてっきり年上好きだとばかり。まさかショタコンだったなんて・・・これは後で問い詰めなきゃね」
おいっ
「まっまあ、わかってよかったよ。ありがとう」
そのままいつまでも俺を見つめる彼女。不思議そうな表情で納得いかないといった不満さも感じた。
するとロータリーに止まったバスから黄瀬が降りてきて小走りにこっちに向かってくる。
「あっエーミ来たみたいだからあたしはもう行くね」
そう言って黄瀬と入れ違いに行ってしまった。
そして息を切らしながら黄瀬が到着した。
「はあ、はあ、先輩っ。すみませんっちょっと忘れ物しちゃってー」
「いいよ、暇つぶしもできたし。さっきの友達?」
「瑠奈ですか?はい、幼馴染なんです。結城台高の一年で学校違うんですけどねー」
え!?いっこ下、高校生だったか!
「・・・もしかして瑠奈みたいな子がタイプなんですかー?」
「あーいやっ、もっと下かと思ってビックリしてっ」
「あー瑠奈若いですよねー・・・可愛いですし」
なんだか怪しむような目で睨まれている。いやちょっとあなた、俺の彼女じゃないでしょ?
と、そんなやり取りもまあいつものじゃれ合い、それはそれで楽しみながらKFCへと向かっていった。
少し歩きさっきまで働いていたここKFCに到着。先に席を選び上着を置いて確保。その後二人でレジへ向かった。
「いらっしゃいませ、ご注文はいかがなさいますか?」
「・・・えーっと・・・あ、あの、その」
満面の笑みで接客してくれてのは金城さんだった。
金城さんから聞いた事のないような低い声、え何?その笑顔でそんな声出んの?マジ怖いんですけど。
「えっえーっと、ア、アイスラテを一つ・・・」
すると徐に黄瀬が俺の腕にしがみ付きポテンシャルMAXでぶって出た。
「あとー、いちごミルクパフェ下さいー。あっ先輩のラテちょっと貰っていーですかー?パフェ大きいから一緒に食べてくださいねー」
(この金城とかいう女、最近ちょっと怪しんですよね)
そして金城さんはずっと笑顔だった。
その後、黄瀬と二人でパフェを食べながら終始スタッフのみんなからとても温かい視線を感じていた。
ここは俺の精神環境上良くない。金城さんは表面こそ笑顔がブレないけど俺に対するトゲトゲしさがハンパない。
それになんだろう。黄瀬も負けないオーラがあって、お互い丁寧な言葉を凶器のように器用に使いながら謎な戦いを繰り広げている。
ここ、もうアウトっすね。
「ねっねえ黄瀬、もう行こう」
「えーなんでですかー?外暑いじゃないですかー」
意図が伝わらない。いやこいつあえてか?
「そーいえばですけどー、ちょっと聞いたんですけどねー。先輩一人暮らしってホントですかー?」
「なっなんでそれを!?」
「うわっ!マジですか!?マジだったんですかー!」
「誰に聞いたんだよ」
「それはー・・・守秘義務というものがありましてー」
どこのエージェントだよ。
「まあ、ここ出たいってゆーならー、駅前でちょっと可愛い小物でも買って貰ってー。その後で先輩んちってゆーのがー、一般的なデートコースでしょうかねー」
「え?今日ってこれデートだったの!?てっきり禊かなんかだと・・・」
「は?はー!?はあー!!何言ってくれちゃってるんですか!?じゃあなんですか?私は罰ゲームかなんかですかー?こんっな可愛い女の子が可愛い服来て可愛くパフェ食べて!それで一緒にいて感想がそれですかー!それなんですかー!!」
ノリを忘れて普通に御冠の黄瀬、女子難しいな。
「うそうそ、ごめんって。本当に冗談だからっ、ほらもう行こう周りの目もあるしっ」
「ちょっ、そんな急かさない下さいよー。なんでそんなに急いで・・・。は!先輩、もしかして今エロい事考えちゃってます?」
「・・・・・」
「え待って!先行かないでくださいー」
ご覧いただきありがとうございました。
恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。
むしろそれで勉強して成長したいと思います。
投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。