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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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こんな風にしか進めませんでした⑥

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 いろんな人の仕事に手を出してしまっていたせいで少し遅れて退勤となった。

 体力的には大した事はないが、精神面の疲労が隠せず大きなため息を吐きながら休憩室のドアを開けた。


「お疲れさま」


 柔らかく優しいオーラが見えそうなそんな笑顔で迎えてくれた。久しぶりに見る金城さんの笑顔だ。


「なんだか今日は特に頑張ってたよね」

「え!?あっいや、別に忙しくて必死だっただけです」

「そーお?でもそういう時ってさ、普通ちょっとトゲトゲしちゃったりするんだけどね。でも白井君はそんな時でも誠実というか、なんていうか行動が全部優しいというかー」

「そ、そーですかね」


 金城さんからの褒めちぎりトーク、これもなんだかちょっと久しぶりだ。でもやっぱり照れてくすぐったい。


「白井君って小さい子の扱い上手いのね」

「俺、妹がいるので、それでちょっと慣れてるというか」

「ふ〜ん」


 なんだかとても暖かい眼差しで見られている。気恥ずかしさがしんどくてちょっともう帰りたい。


 無言の間をチャンスに更衣スペースに入り着替えを急いだ。するとカーテンの向こうで金城さん何やらブツブツと呟いているのが聞こえた。


(やっぱり、こんな真面目で純粋そうな子がありえないよ、何かの間違いよ絶対。モテるのはわかる、でも例えば純過ぎてバランスが取れなくなっちゃってすぐ振られて、なんてのを繰り返してるだけとか。うん、絶対そう!)


「あー、あのさ。ちょっと変な事聞いてもいい?こないだ可奈ちゃんと話してた時の話なんだけどさぁ」


 恋バナ、いや尋問かな。ホント女子ってこの手の話掘り下げんの好きだよな。


「な、なんですか?」

「そのね、えっとー、白井君元カノ多いって話したでしょ?だからねその、どれくらい続いたのかなぁって」

「そうですね、半年くらい続いたことが一人だけいます。あとはみんな一ヶ月いくかいかないかで・・・あまり話して楽しいものでは無いんですけどね」

「そっそうだよねっ、ごめんねっごめんねっ。じゃ、じゃあさ、そのね、えっとー。付き合ったらさ、その、エッチな事とか、白井君はどーなのかなってー」


 あぁ、それが本題か。まあいいけど。


「えっと、ちょっと恥ずかしいですけど・・・まあ、あります。基本的には付き合ったら大体すぐしちゃいます」

「しっ、しちゃいますってっ。えっ!?ど、どこまで?」

「どこまでって。その、しますよセックス」

「セッ!?・・・」


 黙ってしまった。急に黙られるとなんて事口走っちゃったんだって思うじゃないですか、聞いて来たのは金城さんの方なのに。これが知りたかったんでしょ?


 そのまま沈黙が続いていた。着替えは終わっているがなんとも出づらい空気。一度深呼吸をしてから勇気を出しカーテンを開けた。


「・・・・・」


 テーブルの向こうに座る金城さんは目を合わせないくらいに視線を落としこちらを向いていた。

 しかし、その表情もオーラもさっきまで一緒にいた俺がよく知る金城さんでは無く、どちらかと言うと学校で見る金城さんの方が近い。


 え?誰?殺意のような禍々しさを感じますよ?これ金城さんだよね?俺のせい?超怖いんですけど。


「えっとー、じゃあお疲れ様でした」

「・・・うん、おつかれ」


 こえーっ、金城さんそんな低い声出るんですね。


 なんでか知らないけどさ聞いてきたのはそっちじゃん!と頭の中で何度も言い訳しつつ、半ば逃げるように店を後にした。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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