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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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こんな風にしか進めませんでした①

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 教室ではいつも通りの風景が広がっている。大きい声で『ザ・青春』をブチ抜きながら輝こうと必死に囀っている。そんな中に山本や吉野さん達もいる。

 また、それぞれの机で大人しく時間を消化している者達や少人数で静かに会話をする者達もいて、そんな中クラスの女子と親しげに話している黒坂の姿があった。


 黒坂暁仁、こいつは本当に丁度良くズルい。

 カーストがあるなら上位であるのにそこまで目立っていない。メインのグループに関わってはいるのに本人の自由意思でその行動を縛られない。


 そのルックスの良さでとにかくモテるし、いいポジションで好き勝手やって更に株も上がる。


 ただただ単純に腹が立つのは俺だけじゃ無いだろう。でもいいさ、お前の苦労も努力も聞いたけど関係無い、シンプルにカッコいいって思うよ。


 全部認める、どんだけモテても文句言わない・・・だから


 俺の天使とそんな風に仲良くするのだけはやめてくれ!


 そんな念を込めながら見つめていると、そっと左側に見えない圧力を感じ始めた。


「あ、あっれーっそう言えばシロ君さー最近ずっと放課後は急いで帰るよねー。もしかしていい出会いでもあっのかなー?かなー?」

「えっ!?あー、いや、無いよ?」


 ついテンパってしまった。何を察したのか櫛川さんが咄嗟に声を掛けて助けてくれた。

 晒される圧力と偶然にも際どいとこ突いてきたその質問についついテンパってしまった。


 まあ、話さないけど。


「まあシロ君もずっと引きずっちゃダメだよ?新しい出会いでもあればいいけど。もし無くてもさ、楽しく行こうね」


 本当に優しい人だ。これが作られた優しさじゃなくて心からのものならちょっと甘えさせてほしいくらい。でもそれを確かめる術は俺には無い。できることといえば


「うん、ありがとう」


 ごめんなさい、こんなことしか言えなくて。


 だって・・・


 左側で不気味な笑みを浮かべ俺達を見ているやつがいるんだもん。怖くて何もできん。その勝ち誇ったような笑みやめて!


 マジでさ、何でこいつは一番嫌な時こそ一番近くにいるんだよ。何なんだよ、ほっといてほしい。


「こう、白井君はそういうの間に合ってるもんね?」


 は?ちょっと!?


「えーえー何々ー、そーなのー!?シロ君どーいうこと?」

「ちょっと聞き捨てならない話じゃん!何々シロっちの恋バナ?紫ノ宮さん知ってんのー?」

「いろいろ知ってるわよ?本当に、いろいろとね・・・知りたい?」

「えっ!?ちょっ待っ!!!」


 いやマジで何言ってくれちゃうの?バカなの?


 すると櫛川さんと吉野さんに釣られ山本と瀬戸口、いつの間にか青木さんと黒坂まで集まる始末。


 そして大勢に囲まれ皆が求める知識や情報が自分にしかない優越感に浸るその笑顔、皆が純粋だとか子供だとか言ってる俺を汚し続けている征服感。いろんな感情を持って静かにマウント取ってるその姿勢が本当に怖い。そして嫌いだ。


「でもごめんなさい。デリケートな内容でもあるし、私が勝手に話していい事ではないわね。彼が良いと言うなら話すわ」


 ・・・なんか、嬉しそっすね。


 俺は求める雛鳥達から餌をやらず逃げるだけ、そしてただただ口を窄むだけだった。


 少したってピークが過ぎると、俺の前に黒坂だけ残り何かいいたげな表情をしている。


「ちょっとシロに相談があったんだけどよ、あーやっぱ今はいいや、今度話すよ」

「そうしてくれ、何だかわからないけど」

「・・・んー、シロさ。大丈夫か?話聞くくらいはできるぜ。なんてゆーかさ、今日は特に目が死んでっから」


 うるさい、これは生まれつきだ!

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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