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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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こんなぎこちなくとも日常でした③

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 雄は行為の後、冷静になったり警戒心が高くなったりするらしい。


 俺は今、満足感いっぱいにまったりと虚な意識の中でぼうっと天井を見ていた。


 人間は違うのかな。


 ベッドの上で抱きつくように俺にしがみ付き爽やかな寝息を立てる和花ちゃんを胸で感じでいる。その髪から漂う清潔そうな優しい香りに癒しを感じていた。


 丸みある小顔が愛らしく眼鏡を取るとより童顔な雰囲気は少しだけ背徳感を感じてしまう。そして何故だか茜を思い出していた。


「ふぁっ!?ごめっ寝ちゃってた」

「いいよ、まだ時間大丈夫だし。ゆっくりしてて」


 頭を撫でると小動物のように顔を擦り寄せる彼女。


「んん、好き・・・」


 虜になるとはこのことか。可愛い過ぎ。


 湧き上がる衝動を全力で抑え、少ししてから着替えと片付けをし始めた。


「の、和花ちゃんごめん、結局勉強全然で」

「ううんいいのっ。だって私はもともと・・・」


 そういう事ね、なんだろこっちまで照れる。


「とっ!友達がねっ!男の子は最初酷いからって、ヤリたい挿れたい出したいが強くて優しくできないって言ってて。初めては痛いだけで辛いよって」

「えっごめん!辛かった!?ごめん気付かなくてっ」

「ううんううんっ違うの。巧太君凄く優しくて全然そんなんじゃなくて、というよりなんか凄くて私もわーってなっちゃって・・・」


 さっきの行為を思い出したのか顔を隠して蹲っている、でも真っ赤な耳までは隠せてないよ。

 そして俺の服の端をそっと摘み照れ全開の顔で見上げてきた。


「っもう、おかしくなるかと思ったよ。ばか」


 それはこっちのセリフだ!と心の中で叫びつつ、ギリギリで抑えているこの欲情を必死に隠し彼女を駅まで送ることにした。


 和花ちゃんを送った後、浮かれ調子のままバイト先に付き休憩室のドアを開けた、すると金城さんと目が合い全身にビリリっと電気が走ったような緊張を感じ一気に目が覚めた。


「おはよう白井君。ん?何かいい事でもあった?」

「あっいや、お、おはようございますっ」


 今日は普通に明るい金城さん、最近テンションが不安定でちょっと怖かったりする。

 こういうのは気にしないように訓練してきたはずなのに、どうしても意識していまう。ちゃんと忘れよう。


 その後、気を紛らわすように勤務中は無心で仕事に集中していた。ピーク時に少し厄介な客もいてちょっと大変だったけど、逆に余計な事を忘れる事もできたので結果オーライだ。


 一番大変な土曜の夜のピークを乗り切り、無事に今日の仕事を切り上げ休憩室で羽を伸ばしている。

 すると着替えを終えた金城さんがいつもより落ち着いた優しいトーンで声を掛けてきた。


「あそこまで丁寧に接客しなくてもいいんだよ?大変だったでしょ」


 支払い方法とポイントなどでワガママ言ってレジを占領していた厄介な客の事を言っているんだろう。俺が時間を掛けて説明し何とか円満に済ませた時の対応についてだ。


「すみません、もっと上手くできたらよかったですよね。周りのお客さんにも迷惑掛けちゃったし・・・」

「あっ違う違う!白井君は間違ってないの、その後のお客さんへの気遣いもちゃんとしてたしっ。白井君は接客マナー守って誠実にやれてたよ?だからこそあんな自己中ヤロウはもっと雑でいいのよっ雑で!」

「俺そんな器用にできないですよ・・・」

「真面目だなぁ、まあそこが白井君のいいとこなんだけどね」


 今日はなんかいつもの金城さんだ。明るくて優しくて話し易さを感じて凄く落ち着く。仕事ができて頼りになって美人で俺に凄く優しい。


 憧れの先輩って感じで、こんな金城さんいるから俺はこの場所が好きなんだよな。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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