こんなぎこちなくとも日常でした②
はじめまして。
初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。
実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。
粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。
読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。
それと
貴重な評価やブックマークありがとうございます泣
「あ、あの紫ノ宮さん?あのさ、俺彼女できたんだよね」
「へーそうなの、よかったわね」
やっぱ絶対知ってたよね!?だよね?じゃないとこんなタイミング、いつもいつもおかしくない?
彼女できた発言も気にもせず、いつものように黙々と料理を進めあっという間にテーブルが彩られた。
「いただきます」
って普通に食べてる俺も俺だけど。
そして食べ終わるすぐにねっとりと甘えてくる紫ノ宮。そしてまたいつも通りに一夜を過ごした。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「はああ!?また彼女できたんですかー!?」
まあわかっていた事だけどやっぱり怒られた。
「また知らない女に告られて、それで喜んで付き合っちゃって。先輩どんだけチョロいんですかー!」
「チョ、チョロいゆーな!ちゃんと好きだし別に俺の勝手だろ」
「いやいやいやいや、そんなすぐ好きなったりしませんからー!」
「あ、あるだろほらっ一目惚れとか」
「はあ?人生に何回一目惚れするんですかー!?バカなんですか?馬ですか?鹿ですか?猿なんですかー?」
そっといちごミルクを彼女の横に置いてみる。
ブチ切れ子猫の黄瀬さんにはこちらを用意致しました。
「はぁ、じゃあいっこだけですよ。しょうがないですねー」
おかずになって帰ってきた。何となくちょっと機嫌も良くなったように見える。こいつも結構チョロいな。
「先輩その新しい女。ちょっとどこの誰だか教えて下さい」
「え、なんで?なにするの?」
「別になにも!いいじゃないですか、ちょっと顔見たいなーって思っただけです!」
そっすか。でもホントに見るだけだよね?
土曜日
彼女との初デート。
駅前をぶらつく程度の文房具を少し買っただけだけど、彼女の私服と見た目通りの大人しめの性格で一緒にいる時間がとてもゆっくりに感じそして凄く癒されていた。
内気そうな感じなのにすぐに手を繋いでくるようなそんなギャップにちょっとトキメキながら、彼女の好きポイントを一つづつ増やしていった。
期末テストが近く彼女の希望もあって昼食後は勉強しようとうちに来るとこになった。
「おお、お邪魔します」
『彼女』がうちに来るのは久しぶり、基本綺麗にしているつもりだけど紫ノ宮の痕跡がないかだけ少し心配でそわそわしてしまう。
「巧太君、本当に一人暮らしなんだ・・・」
「き、気になる?なら別のとこでも」
「だだだ大丈夫!ちゃ、ちゃんと準備してきたしっ」
それぞれにノートや教材を開きペンを進める。だが俺は彼女のことをずっと見ていた。
マッシュぽいショートの髪は艶々として綺麗、眼鏡で真面目そうな雰囲気によく似合ってる。ちゃんと女子なんだなって思うほど肌も綺麗だし、ちょっと童顔な顔付きも含めもう全部が可愛い。
字が小さめなとこ、ペンの持ち方がちょっと独特なとこ、ズレた眼鏡を柔らかく握った拳でそっと上がる仕草。
あぁ好きだな。
ふと目が合ってしまい少し恥ずかしくて先に目を逸らしたのは俺だった。すると急に声を震わせながら彼女が声を出した。
「こっ巧太君、なっ慣れてるみたいだしさっ、きゅっ急に襲ってきたりとかしちゃうのかなぁなんて思っちゃったよ」
「いやいやっしない、しないよっ」
「・・・やっぱ、私あまり魅力ないもんね」
彼女は控えめな胸に手を当て少し悲しそうな顔をしていた。
「そっそんなこと!そ、そういうのも考えちゃうけど、でも無理矢理みたいのは嫌だから」
「・・・じゃあさ、いいよって言ったら?」
少し俯き気味に表情を隠し、次第に呼吸が荒くなっていく彼女がいる。小さな唇を少し震わしながら白い肌がじんわりと赤くなっていくのがわかった。
「わっ私は、その、それでも大丈夫だから」
一瞬頭の奥がツーンとして思考が止まるのがわかった。俺は考える事を止め求められるがままに彼女を抱いた。
ご覧いただきありがとうございました。
恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。
むしろそれで勉強して成長したいと思います。
投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。