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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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こんな所で後輩に出会いました。③

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。

 いちごミルクを手渡しなんとなく彼女の隣に腰を下ろしストローを刺した。


「ちゃっかり自分のも買って来たんですね」

「そりゃ買うだろ普通。じゃないとただのパシりになっちゃうじゃん」

「え?・・・そのつもりだったんですけど」


 そのつもりだったのかよっ!パンツ見たらパシり、やっぱ女子怖ぇー。


「で、なんでサボってるの?えっと、一年だよね?」


 この学校の制服はブレザーだ。ズボンとスカートはチェック柄で割と評判がいい。また、入学した年によってワイシャツの襟と胸ポケットのラインの色が違うデザインも評判を上げている要因の一つだ。


 このいきなり強引に先輩をパシった彼女は、首元に見える襟に青いラインが入っているので一年というのはわかっていた。実際「先輩」と呼ばれたしな。

 後輩相手だからといってこの性格が変わるわけではない。しかし、自分でも気付いていないが、彼女でもない女子相手に何故か普通に会話できていた。


「え!?はー?わからないんですかー?パンツ見たのに。最低です。はぁ、しょうがないですね、ミスドで許します」


 は?はこっちのセリフだよ!なに?パンツに名前でも書いてあんのかよ!パンツ見たら名前知ってなきゃいけないルールなの?パンツ見たら何か奢ったりするのがマナーなの?パンツに関わる責任重すぎだろっ。


 大きくため息を吐きながら、じゃあもういいですと顔に書いてあるかのような表情で口を開いた。


「1-Eの黄瀬瑛美(きせ えいみ)です。あっ先輩いいです、知ってますから。有名ですしー」

「えっ?そうなの?俺有名なの?」


 なんというかむず痒くてれ恥ずかしい気持ちになった。

 きっとキモい顔していたんだろうな。目の前の黄瀬瑛美と言う女子がそういうのを見る顔をしていたのでわかった。

 しかし気にはなる。どんな風に?と恐る恐る聞いてみると、あーとか、んーとか言って目を泳がしていた。

 まあ、そう言うことだ。


「聞きますー?」


 ゆっくりと言葉を吐き出した。今さっき出会った後輩になんとも不思議な気を使われた。

 そうだね、ここは俺の負けでいいです。


「いやいいです。女子に涙は見せない主義なんで」


 悲し過ぎて冗談混じりに一言。その勢いに乗りいっそ立ち去るつもりで立ち上がった。


「先輩はー、こんな可愛い女の子をこんなところに一人残して行っちゃうんですかー?」


 最強の一言が放たれた。

 この女子は男の心理をわかっている。こいつは強いぞ。


 とは思いつつも、その後はまあ何てことない世間話をしていただけだった。

 無茶振り強引女。なんて思った第一印象も気付けばただただ明るく可愛い女の子。こう言うのもいいな、なんて思った。

 最近は緊張と恐怖心で女子と真面な会話ができなかったからか思いの外その時間が凄く楽しかった。


 すぐにチャイムが鳴った。とそんな感覚だった。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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