誤解から始まりました④
はじめまして。
初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。
実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。
粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。
読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。
それと
貴重な評価やブックマークありがとうございます泣
金城潤香の学校でのキャラは作られたもの。眼鏡の地味キャラで大人しくあまり主張をしないを一貫している。のはずだか、極端な男性嫌いがキャラを立てていて、しかも風紀委員も兼任し男子をズバズバ冷たく切り裂くような姿勢は同性から感銘を受けていた。
二年A組
クラスで大人しく席に座る金城潤香の周りにはいつも明るい女子が屯っている。
「潤香ー、実行委員会の仕事本当に大丈夫そう?」
「あんな可愛い感じの子、ホントに噂通りのヤツなの?ちょっと信じられん」
「あたしも見てビックリしたー」
(それは私も思う、でも・・・)
「潤香一緒にいてなんか知らない?」
「そうね、こないだ一年の子と別れたみたい。それと付き合った人数は本当に多いみたい」
「マジか!マジだったのかー!」
そんな会話をしていると、廊下から教室を流し見る白井巧太の姿があった。
少し驚きながら彼の元へ駆け寄ると、委員会で使用する備品やらアンケートやらの資料の束を手渡した。
「こ、これ。今日放課後すぐ帰らなきゃいけなくて先に金城さんに渡しておきゃなきゃと思って」
「あ、そうなんだ。うん。ありがとう」
それだけやり取りして彼は自分の教室の方は行ってしまった。
「う〜ん、やっぱ信じられん」
「たしかに、童貞臭ばんばんすんだけどねー」
教室の戸と私を支えにさっきまで話しをしていた彼女らが遠ざかる彼を見つめながら語り始めた。
「私、ちょっとありかも・・・」
「え!?マジ??」
「だってさ、あれ絶対成長期まだ系じゃない?あの可愛いさでこれから背もどんどん伸びたらって考えたらさ・・・美形の王子様的イケメンなるんじゃね?その成長期過程のおいしいとこ含めて独占、悪くない」
「てかさ、噂がホントなら凄い人数とヤリまくってんしょ?あの純情そうな見た目なのに夜ベッドじゃ豹変して肉食なって攻めてくるとか。あ、ちょっとヤバいかも」
「たしか!告ったら絶対断らないんだよね?いっちゃう?いっちゃう?」
噂でガタ落ちしていた彼の人気が何故か彼女達の中で爆上がりしていた。
その後、彼がどんな人かと質問攻め。バイト先の事は秘密だけど、簡単に優しくて真面目そうだと彼女達には伝えておいた。
「でもまあ、結局はクズなんたよね。女取っ替え引っ替えしてんは事実そうだし。なんかめっちゃ謎」
「たしかに〜」
(本当にそれです)
信用も信頼もできる初めての異性と思い無意識な好意を抱いていた金城潤香だったが、自分が見る彼からは想像もできないような噂に翻弄されどう接していけばいいかわからなくなっていた。
それと同時に湧き出す理解できない何かの思いも感じていた。
金城潤香の周りにいつもいる女子達から彼の話題が出ない日は無く、どこから仕入れてきたのか毎度新しい噂話で盛り上がっていた。
「でさー、東高に友達いるんだけどさ、なんか女子の間だけで回ってる噂というかルール?みたいな、そんなのがあるんだって」
「あ、それあたしも聞いたことある。なんか本人には絶対知られちゃいけないらしーよ?」
昼休み、食べるのが遅い金城潤香が一人食事を進めながらすぐ隣で彼の話題で盛り上がるその話をそっと聞いていた。
(まさか、そんな事ってあるの?違う、私はただ彼を信じてるだけ。何を言われているのか、どんな事があったのか知って疑いを晴らしたいだけ)
いつもゆっくりの食事が更に箸を進める手が遅くなっていた。
ご覧いただきありがとうございました。
恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。
むしろそれで勉強して成長したいと思います。
投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。