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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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誤解から始まりました③

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 今日のバイトは久しぶりに金城さんと同じシフト、ここ数日は紅林さんと一緒が多く今週に入ってからは初めてだ。

 紅林さんもだいぶ仕事に慣れたようで教育係の俺から教える事は特にもうない。


 休憩室に入ると既に準備を済ませた金城さんが椅子に腰掛けスマホをいじっていた。


「おはようございます」

「あ、あーうん。おはよう白井君」


 意味深なぎこちなさがあったが特に気にしなかった。俺に対しては誰だってすぐそうなるのを知っているから。


 まあ、いいけど。


 店内に入り仕事が始まると、その違和感も特に無くまあまあ楽しく作業に専念できた。仕事上では金城さんもいつも通り明るく接してくれる。


 ならまあ、いいか。


 夜九時を回り大学生達とバトンタッチ。俺と金城さんは切りのいいところで休憩室へとはけていった。


「ねえ白井君、ちょっと聞いてもいいかな」


 金城さんと入れ替わりで更衣スペースに入り、服を脱ぎ始めたところでカーテンの向こうから質問が飛んできた。


「白井君ってさ、その・・・お、お付き合いの経験って多い方なの?」

「え?あー、まあ多分そうかもです」

「へー、ふーん。そう、なんだね。ビックリだなぁ」

「でもフラれてばっかだし、あまり人に言うのも恥ずかしいんですけどね。はは」

「・・・・・」


 そこは何か言ってほしいんですけどっ。


 着替えが終わってしまったため、気まずさ残る空気のまま金城さんの前に出た。


「・・・えっとー、なんですか?」

「え!?あっ!えっ!別に別にっ、ううんごめんねっ、何でもないのっ気にしないで!」


 それ言われて本当に気にしない人、いないですよ?

 まあいいけど。


 バッグを手に取ると金城さんも合わせるように席を立った。そして揃って裏口を出ると少し話していいかと聞かれ並んで歩き駅へと向かっていた。


 とは言いつつも無言の微妙な空気のまま。

 何これ超気まずいんすけど。


「えーっと、そういえばなんだけどさ。白井君さ、東高でもさ、お付き合いした子結構いるの?」

「え!?んー、そうですね。何人かいました」

「ふーん、へー、そっかぁ、そうなんだ」

「・・・な、なんですかさっきから」

「えっ、あ、ごめんねっ何でもないからっ」


 んな訳あるかい!

 俺の事聞かれてんのにさすがにちょっといい気しないんですけど。


「あーあのさ、白井君はさ、お、女の子好き?」

「え?・・・まあ、そりゃ」

「あーそっかぁ、そーなのかぁ」


 何かだんだんイライラしてきたな。


 しかしそれを問い詰める勇気はない。


「ごめんねっ、ちょっと気になっただけなんだ」


 そっすか。まあいいけど。


 それ以降、バイトでも学校の実行委員の仕事でもなんとなく金城さんと距離を感じるようになっていた。


 俺、何かしたのかなぁ。


 何か嫌な蟠りを抱えている時、決まってタイミングとはいいものだ。もちろん悪い方に。


 今週はずっと紅林さんとも会わなかったし、ここずっと黄瀬からのスタンプが飛んでこない。こういう時こそ黄瀬とバカやって紛らわしたいのにな。


 もやもやとしながら燈山家の玄関を開けた。


 靴を脱いでるところ、遠くからドタドタドターっと勢いのある音が近づいてくる。


「お兄ちゃんおかえりー!!」


 久しぶりの茜アタック。


 しかし最近この程度では負けない俺、不意打ちでも妹に押し倒されないくらいには筋力がついたらしい。そのせいで茜はコアラのように俺の胴体にしがみ付くような感じに引っ付いていた。


 可愛いことこの上ない。

 

 まあいいか、茜で癒されよ。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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