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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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誤解から始まりました②

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 目が覚め時計を見ると十時を過ぎたとこだった。

 上半身にくすぐったい感覚、見ると俺の服の中に両手を突っ込み何やらもぞもぞやってるやつがいる。


「あっ!起きちゃった?待ってもうちょっとなの」


 妹の茜に襲われている。

 まあそんな訳はなく、具合が悪く寝ている俺の体温を測ろうと頑張ってくれているとこだった。


 昨夜茜と電話しながら調子が悪いのを感じ測ってみたら三十八度を超えていた。それを知って朝からうちに来てくれたみたいだ。


「茜、一人で来たの?」

「うん!凄いでしょー。茜もう普通だよ?学校だって行ってるし、お兄ちゃんのお世話だってできる。茜はこんなに大人になりました!」


 ふんぞり返る茜の頭を撫でるとトロけそうな可愛い笑顔をくれた。そしてキッチンの方へ走る茜。


 何か作ってくれるの?あぁなんかぼんやりする。


 次に起こされるとテーブルには梅干しが乗ったご飯と卵焼きが用意されていた。


「病人にはやっぱりおかゆだと思いました!」


 目の前には見事にしっかり焚かれたご飯が置いてある。


「思いました!!・・・ごめんなしゃい」


 時間を間違ってしまったらしい。ホント可愛い。


「もうだいふ調子もいいし、むしろこっちの方が嬉しいよ。いただきます」


 大満足の満腹です。


 次に目が覚めると俺は茜を抱いて寝ていた。


 どうりで落ち着くと思った。もう四時か。


 するとインターフォンが鳴り、その音で起きた茜がそのまま玄関に向かいヨロケながら歩いていく。


「は〜いー」

「あっ!ちょっ茜!服っ服!」


 寝づらかったのかスカートを脱いで寝ていた茜がパンツ丸出しのまま玄関のドアを開けてしまった。


 そして開いたドアから現れたのは、作り物のように綺麗で実に冷めた真顔の紫ノ宮だった。


 紫ノ宮はうちの中そして茜を見て止まる。その眼球の動きが怖かった。俺も茜もスタンされたように固まっている。


「また来るわね」


 それだけ言うとバタンっとドアが閉まった。

 一拍置いて茜が無言のまま俺に突進、そのままガタガタ震えている。


 茜のトラウマが一つ増えた。


 結局、茜が怖がってしまい郁乃さんに車で迎えに来てもらう仕末。紫ノ宮め、怖ーんだよ。まじで。


 翌日


 朝のHRが終わると担任の桜井に声をかけられた。なんと昨日俺が休んでいたので実行委員にしておきましたとさ。・・・ふざけんなっ!


 そして今日の五限は委員会活動となり各委員会毎に決められた特別教室へ、委員に所属のない者は自習となった。


 実行委員会用に決められた教室に入るとつかさず大勢からの視線、アウェー感が半端ない。もう帰りたい。


「あ!E組のシライ君だよね?昨日いなかったから、はいこれ予定表ね」


 優しそうな男子が丁寧に案内してくれた。誰?


「私ら二年はそんな感じでね、まあとりあえず頑張ろうよ」

「潤香大丈夫?シライ君なんか中性的な感じだし、半分くらいでなんか大丈夫そうじゃない?」


 いや半分ってなんだよ。


「うん、大丈夫。ありがとう」


 そう言いながら、なかなか俺の方を見ない金城さん。本当に学校ではいつもそんな感じなんですね。


 太めの黒縁メガネで視線を隠し、お下げにした髪は前に流している。そして重めの前髪で表情も分かりづらい。


 でもわかる、見えてるよその切り裂くような鋭い視線、近くに男子がたくさんいるから嫌なんだよね?それなのに結構はっきり喋ってちゃんと仕事をこなしている。やっぱ凄いよな金城さん。


 でもさ、ホントにちょっと怖いんです。流れ玉でも俺多分死ぬ。だから大人しく、目立たず、空気を読んで。


 学校で金城さんとペア、俺大丈夫なかぁ。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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