表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
176/231

誤解から始まりました①

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 二年A組の教室


「ねぇねぇ知ってるー?なんかさーウチらの学年に転校生がいるんだってー、男のー」

「えーマジー?どんなん?イケメン?イケメン?」


 隣で女子達が華やかそうな話で盛り上がってる。私には関係ない話だなぁ。


「なんかさー、イケメンっちゃーイケメンらしいんだけど、前の学校で女取っ替え引っ替えみたいでさー」

「え、なにチャラい系?」

「んー、そんな感じじゃないらしいんだけどね。なんか誰に告られても絶対フラないんだってー。だからイケてない系女子とかに大人気らしーよ?」

「えーなにそれ。ただのクズじゃね?でもまーホントにイケメンなら押さえにはいーかも」

「それなー」

「慣れない女子ばっか狙って調子のってんじゃねーの?」

「ありえるー」


 とんでもない人がウチの学校に来たらしい。


「ねぇねぇ、潤香(うるか)はさーどう思う?」

「・・・気持ち悪い」


 本心からの言葉を出して教室を出た。今日は実行委員会があり第二会議室に向かっている。


 今年の体育祭と文化祭を行なうにあたり、今年度の実行委員会が設立、今日はその第一回目の集まりだ。


 私は去年もやっていて大体の内容は把握している。男性が苦手な私にとってこういった祭り事は少し苦手ではあるけど、裏方仕事や進行を担当する事で男女混合のイベントに参加しなくていいというメリットがある。

 まあ本当は内申点目当てというのが正直なとこだけど。


 実行委員会は数名の教師と生徒会、それと全クラスから一名づつの約三十名ほどで行われた。

 今日は来月の体育祭について、大まかな担当割を決めていた。


「じゃあ二年そんな感じで二人組で動いてもらおう。各メニューに合わせた備品の準備と当日はその案内や見回りな」


 担当の先生から指示を受け、二年は六クラスあり三班に別れ仕事を割り振られた。

 基本的には力仕事や足を使ってとにかく体力面中心の仕事内容、それを一年生の委員を率いて行なう。


 はっきり言って仕事の殆どを二年がやれというもの。三年は点数の集計と放送係が主。そりゃそうだよね、三年生だもんね。


「俺らはだいたいわかったけど、今日欠席のE組の人、なんか転校生らしいんだよね。悪いんだけど慣れてる金城さんペアやってあげてくんない?」

「あっ!でも金城さんは・・・」

「だっ、大丈夫です!仕事だし、それくらいは」


 委員会が終わり教室へ向かう廊下でずっとモヤモヤを抱えていた。


 E組の転校生の男子。もしかして白井君のこと?


「あー!潤香潤香ー!聞いたよー。大丈夫?ヤバくない?」


 教室に戻るなり友達が慌てて駆け寄り何やら心配そうに訴えている。


「委員会でペアなったって、E組の転校生なんでしょ?それがさっき言ってた女たらしのシライだよー」


 え?


「実はさ、私の友達そのシライの前の学校で一緒でね、結構有名だったらしいんだよね。関係持った子何人いるかわかんないんだって、なんか中学からずっととかなんとか」


 聞けば聞くほどに悪寒が全身を走り、嫌悪感が殺意に変わりそうなのを押さえていた。


「潤香、そういうチャラいのとか軽薄なヤツとかマジだめじゃん?大丈夫?変わろっか?」

「・・・そうなんだ。ううん、大丈夫」


 私はもう、心を閉ざしていた。


「えーっとー・・・殺しちゃだめだよ?」

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ