思ってた以上の後輩でした④
はじめまして。
初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。
実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。
粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。
読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。
それと
貴重な評価やブックマークありがとうございます泣
黄瀬は後輩で可愛い女子。俺は相手を好きになるのに『可愛いと思う』で充分、そう思う事にしている。
そんな黄瀬の淫らな姿は、ただ単純に俺の興奮をより掻き立てるだけ。
耳から首へ上から順にゆっくりと時間を掛けてキスをしていき、胸はより念入りにそしてその先はもっと時間を掛けて優しく攻める。
声が漏れないようにと必死そうな黄瀬の姿も、更に俺を興奮させるばかり。
遠くの生徒達の賑あう声も俺達の耳には届かない。そしてこの静かな空間に水っぽい音が響いていた。
あれだけ毎回楽しみにしていた純白は雑に横に転がっているし、俺もいつの間にか下を履いていない。
そして真っ赤になって顔を隠す彼女の手をゆっくり剥がしながら、スイッチの入った俺はどんどん攻めていく。
「えいみ、いい?」
「・・・うん」
キーンコーンカーンコーン
突然のチャイム、静かな空間に大きく響いたその音に俺達は揃って冷静さを取り戻した。
慌てながら何度も謝り急いで服を着た。ほとんど裸だった黄瀬もわちゃわちゃしながら下着を付けている。そしてお互いいろんな言い訳を口にしながら苦しい会話で繋いでいた。
先に制服を着終わり階段に座り黄瀬を待っていると、照れと恥ずかしさと罪悪感が全身を覆ってきた。そしてそれを感じつつ興奮を少し残しながら何度も深呼吸をしていた。
「あーーーー!!」
突然の叫び声に心臓が止まるかと思い振り返ると、裸シャツのサービスショットみたいなカッコの黄瀬が泣きそうな顔をしていた。
「うー、最悪ですー。これ・・・」
そう言ってスカートを広げると、そこにはなんとお漏らしをしたようなでっかいシミが付いている。そしてやらかした子供みたいな顔で座る黄瀬、これはこれでちょっと可愛い。
「マジか・・・」
「うー、先輩がやり過ぎるからー」
「ふ、普通そこまで。黄瀬・・・凄いな」
罵詈雑言を吐きながらバシバシ叩いてきて痛かったが、でもそれすりゃちょっと可愛いと思ってしまう。ごめんね。
「これ、乾くかなぁ。って待ってこのまま乾いてもシミとか臭いとかヤバくないですかー?先輩〜、どーしよぅ」
半裸の黄瀬をここに放置するのも悪くない。なんて考えは奥底にしまい、バッグを開けた。
「こ、これ、使う?俺まだ着てなくて綺麗だから」
「使いますっ!」
奪い取るように俺のジャージを手に取り躊躇いもなく上下セットで着こなしていた。
俺はあまり背の高い方でもないため、悲しい事に割と丁度良さそうだった。
「せ、先輩がこんなトコであんなにするからですよ!ばば場所を考えてほしいです!し、しかもヤ、ヤリ過ぎです!こ、ここ、ここでその・・・す、するのは、ひ、控えてほしいです!」
照れが強過ぎて文句っぽく言ってるのにデレしか感じん。むしろ誘ってんすか?なら次は止めないよ?
ツンデレになり切れない照れ隠しにしか見えない文句をいつまでも吐きながら階段を降りていった。
どんだけ可愛いだよ。
残された俺はジャージがないので五限はサボり決定、あらためてそこに腰を下ろし階段を降りていく黄瀬が曲がり角で見えなくなるのを見送り、そのままぼうっと眺めていた。
すると、角からひょっこり顔だけ出し俺を見上げる黄瀬。貸したジャージの襟元を掴み少し目を泳がせながら言葉を吐いた。
「あの、これ。ありがとうございますっ」
それだけ言って行ってしまった。俺は一言も返せなかった。
なんか調子狂う、こういうのちょっと困る。
黄瀬はとことん可愛いし、ほんと困る。
ってか!俺さっきとんでもないことしてない!?いやした!ヤバくない?ヤバいよね?あー・・・
頭を抱える俺。やらかしたのは俺の方、状況整理と言い訳と、黄瀬の裸の映像が頭の中をグルグルしている。
あぁ、マジか。
ご覧いただきありがとうございました。
恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。
むしろそれで勉強して成長したいと思います。
投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。