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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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マジでヤバい二人でした②

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 突然、黒坂が一ノ瀬さんの頭をチョップした。

 『ヒャタッ』っと変な声を発し、またプクッとしながら黒坂を見ている。


「変な圧掛ける様な言い方するなよな。まあ変な振りした俺も悪いけど、今から遊ぶってんのに気使わせるなよ」

「ごめんなしゃい」


 しゃい?今噛んだの?それとも素なの?


 黒坂に怒られシュンっとする一ノ瀬さん、初対面からどんどんイメージ崩れてきてますよ?大丈夫ですか?


「可愛い人だね」


 クスッと笑い言葉漏らす青木さん、変わらずの天使で嬉しいです。


「まあまあ!とりあえず荷物はそっちまとめてさ、マジでくつろいじゃってよ。明日までは俺達しかいないからいくらでも騒いでオッケーな」


 マジっすか!?


 いろんな動揺が心の中で大暴れ。

 あーなんか変な緊張してきた。帰りたい。


 その後、自然にお茶とお茶菓子を出す一ノ瀬さんに「ここに住んでるんですか?」と心の中で揶揄いつつ、この広いリビングで尽きない会話で盛り上がっていた。


「俺はさ、白井はなんか凄いと思ってんだよね。なんか似てる気がするし、きっと同じ様な苦労とか努力とかしてるんじゃないかな。なんとなく異質感あるし」

「は?な、なんだそれ。住む世界が違過ぎて、どこに共感ポイントあるのか。ってか、さ最後のは悪口だろ」

「えー、俺としては褒め言葉なんだけどなハハ。だからさ、そろそろ名前で呼んでくれてもいいじゃんか」


 だからっ、なんでそんなに俺の事好きなんだよ。


「青木さんも。したら白井も言ってくれそうだから」


 青木さんはそっと隣りの一ノ瀬さんを見て、その若干渋った表情から全力で気を使っていた。


「わ、私は・・・く、黒坂君って呼ぶよ」


 ですよね。


「まあ、しゃーないか。じゃあ俺はちょっと準備するからそのままくつろいでいて」


 そう言って庭の方へ行き、テーブルやら何やら組み立て始めた。それを見て一ノ瀬さんはキッチンらしきエリアの方へ行ってしまい、俺と青木さんは突然の放置状態にちょっと困惑。嬉し恥ずかし生き地獄だ。


「なんか、白井君とこうやって遊ぶの久しぶり。こないだのカラオケはすぐいなくなっちゃうし、なんかやっとゆっくり話せそうでちょっと嬉しいな」


 それは全力で俺のセリフです。


「そういえばさ。別れちゃったんだね、いい子そうだったのにな。大丈夫?」

「え?あ、うん。まあ、振られるのは慣れてるし」

「あ、・・・あー、そう、なんだ。ならよかった、けど」


 あ、ヤバい超暗くなってる。

 そーでした!青木さんも俺を振った一人でした!


「あ!あ!えっと、えっと。高校でも結構振られちゃっててっ、なんか俺相当ダメみたいたから、その、だから自業自得みたなー」


 なんだこれ、気持ち悪い。


 自傷行為みたいな俺のイタいノリの発言。ソファーに並んで座る青木さんが少し乗り出し気味に迫って来た。


「全然!ダメなんかじゃないよ!」


 今横を見たらきっと目が合う。

 今顔を向けたらキスしてしまいそうだ。


「白井君はさ、優しいコトがいいんだよ。落ち着いていて結構大人だし。それに・・・カッコい・・・」


 めちゃくちゃ好意をぶつけられているのはちゃんと伝わっている。だからこそ俺の心臓は体を揺らす位の大きな鼓動を打っている。


 でも・・・


 だからこそ、どうしても思ってしまう。

 こんな未練引きずるキモい男にはなりたくないのに。どうしても頭から離れてくれない。


 そんな風に言ってくれるなら・・・

 なんであの時・・・


 絶対に口に出しては行けない言葉。できる事なら思う事も許されない気持ち。

 こんなんだからあの時俺は紫ノ宮風華という沼にハマってしまったんだ。

 こんなんだから今も振られ続ける恋愛しかできないんだ。


 青木さんには頑張って作った笑顔を返すしかできなかった。


 はあ、俺キモすぎ。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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