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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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こんな所で後輩に出会いました。①

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。

 三日目ともなれば余裕がでる。起きる時間も見るニュースも電車の時間も、通学のルートもどれくらいのスピードで歩けば間に合うか、なんて俺って結構細かいよな。自覚はあります。


 そしてこれも知っている。


 この角を曲がると校門まで最後のストレートは上り坂だ。この時期は坂を下るように時折強い風が吹く。この角を曲がるまでは建物の壁が守ってくれているから気付かず油断する、そして曲がってから思い出すが時は既に遅し。

 この通学路を歩きなれない新入生達は皆決まって餌食になるのだ。

 しかし!俺はこの二日で早くもそれを見切っている!よかったな俺が男で。


 ほら出番だぜ!イタズラ好きの春の神様。


 坂を見上げるように前を向くと所々で「きゃー」っと声がした。一拍置いてからまだ少し冷たい風に目が覚め、その光景に一気にテンションが上がる。


 まさに、パンチラパラダイス。


 最高だなおい。おっといけね、またキモい顔してる。平常心平常心、永久保存永久保存。


 キモいにやけ面を必死に隠しながら校門を過ぎていった。


 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 さて、今日はどうかなと思ったけど。

 やっぱまあ・・・ですよね。


 教室内は昨日とまったく同じように賑やっていた。昨日と同じように俺の机を中心にして集まる女子達がきゃっきゃしている。


 うん、よし帰ろう。


 教室に一歩入り二歩目で教室を出た。

 ホームルームまでまだ20分位ある。本気で帰ろうと思ったけど、さすがになと思い誰も来なそうなとこで時間を潰そうと階段を上り始めた。


 チャイム鳴ったら戻ろう、ホームルームは遅刻でいいや。


「え!?」


 最後の階段を登り切った角でドンっと思いっきりぶつかった。思いのほか軽く俺は転ばずにすんだけど、相手は「きゃっ」と声を上げ思いっきり尻もちをついてしまっている。


「うぇーん、いたいよぅーー」

「ご、ごめんなさい!ま、まさか誰かいるなんてっ。だ、大丈夫、ですか?」

「・・・・・え?」

「え?」

「あ、い、いえっ、わわ私こそごめんなさいっ!大丈夫です!大丈夫です!」


 不思議な間に困惑したが、目の前で尻もちを付く女子に中途半端に手を伸ばしながら固まる俺だった。いや、と言うか視線が釘付けになって時間が止まっていた。


 目の前には尻もち付く女子がいる。肩に付かないくらいのショートボブは艶やかでとてもキレイな髪だ、染めているのか俺よりも髪色は明るい。また、ふぁさーふぁさーと揺れる度ふわっとシャンプーのいい香りがした。

 今にも泣き出しそうな表情、小動物のような顔付きがキュートでなんと言うか正直タイプだ。

 ただ、どうしても丸見えのパンツに目がいってしまい顔はよく見ていない。マジご馳走様ですっ!


 すると俺の視線に気付いたのか、わわわっと慌ててスカートを直し、ごめんなさいを連呼しなががら勢いよく頭を下げ走り出す。階段のせいで転びそうになりながらも走り去っていった。


「・・・・・」


 せっかく伸ばした手は空気しか掴めなかった。


 でも、とりあえずいい純白でした。あーなんだろ、今日はサービスデーですかね。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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