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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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青木結羽の恋愛③

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 朝、教室に入ると入口近くで立ち止まっている白井君の姿を見つけた。


「あ、おは・・・」


 私は一目散に走り黒板を消し始めた。


 黒板には大きくハート付きの相合傘が書いてあり、その下に私と白井君の名前が書いてあった。途中から白井君も手伝って急いで消したけど、それからずっとクラス中で私達の話題が尽きなかった。


 うぅ、恥ずかしい。


 周りにバレた訳じゃない。

 でも噂されるくらい距離が近かったらしい。


 彩加も言ってたけどこういうのは気にしないのが一番、無視し続けていればその内収まると信じて待つしかない。


 白井君も同じように合わせてくれていた。


 私達は学校ではいつも通りで部活が終わったら一緒に帰るくらい。たまに休日にデート、それで十分幸せ。


 そんな毎日が続き、気付くともう夏休みになっていた。


 夏休みは家族で茨城のおばあちゃんちに行くと前々から決まっていて、休みに入ってから八月の中頃まで彼氏に会えない切ない日々を過ごしていた。


 それなのに私は電話一本していない。白井君は携帯電話を持っていて番号も聞いているのに、どうしても勇気が出せなくて結局一度もできなかった。


 更にこっちに帰ってきてからも部活の毎日、デートも出来ない。もう泣きそうです。


 夏休みもあと一週間の頃


 テニス部の活動は三時を過ぎたくらいから自由参加になり半分位の人は帰っていく。そして白井君は図書委員会の仕事で毎日図書室にいる事を知ってる。


 よしっ、行こう!


 彩加にもついて来て貰い、勇気を出して図書室の戸を開けた。


 中に入るとすぐに受付カウンターに座る白井君と目が合った。


 心臓が凄くうるさい。


 軽く会釈するくらいしか出来なくて、そして恥ずかしさマックスで奥のテーブルまで駆けていった。


 でも、久しぶりに好きな人の顔を見れた。

 嬉しい。大好き。


 隣のあの女子も図書室委員の人かな?なんか凄く仲良さそう。いいなぁ。


 ふと遠くからまた目が合い、今度は小さく手を振ってみた。彼も少し照れた感じで手を振り返してくれる。あぁ、幸せ。


 はっ、いけないいけない。白井君は仕事なんだから邪魔しちゃダメだよね!


 結局それから数日は部活後に図書室に通うのが恒例になり、毎日彼の顔を見れる事で私は満たされていた。


 二学期が始まると長く話しもしていなかったなんて嘘みたいにいつも通りの私達。


「ねえ結羽ちゃん、もうちょっとちゃんと彼女してあげた方がいいじゃない?白井君も可哀想だよ」


 恋愛、知識ではわかってるはずなのに、実際に自分の事になるとどう進めていけばいいかわからない。


 でも、私は今凄く充実しているし、本当に幸せ。

 白井君もきっとそうだよね?


 正直言って顔が好き、あと優しいとこ。

 可愛い系の好みど真ん中、それと人を選ばず誰にでも優しいとこが好き。どんな女子にも優し過ぎてちょっと嫉妬する事もあるけど、でも人に優しくしてる時の優しい顔が一番好き。


 十月に入り、校外学習で私と白井君の班は千葉の電気メーカーの本社に行く事になった。


 到着してから午前中は全体行動をして午後からは班ごとの行動予定だったけど、何故か彩加も内野君もいつの間にかどこかに行ってしまい。私は白井君と二人のんびりビルの中を見学していた。


 ずっとデートもできなかったからちょっと嬉しい。


 午後の時間のほとんどを中央ホールの椅子に座り二人の時間を堪能。いやたっぷりと充電させて貰いました。


 好きな人の隣に居る。

 私はそれだけでこんなにも幸せなの。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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