青木結羽の恋愛②
はじめまして。
初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。
実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。
粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。
読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。
それと
貴重な評価やブックマークありがとうございます泣
彼氏がいるという毎日はもっと輝いていて眩しくて、そしてたまにちょっと大変なこともある。そんな風に漠然と想像していた。
でも私は今、これまでの毎日がもっと温かく柔らかくなったようなそんな優しい日々を感じていて、それが本当に幸せで居心地がいいと思っている。
なんとなく似ているようでちょっと違う。私だけの私達の幸せだと思っている。
昨日、初めて彼とデートをした。
近くのショッピングモールに行ってお揃いの文房具を買ってご飯を食べただけ。気合入れ過ぎて着慣れていない服だったけど変に思われてなかったか今でもちょっと心配。彼はいつも通りでカッコよくて優しかった。たくさん歩いてたくさん話して、手を繋ぐ目標は達成できなかったけど、こんなに幸せでいいのかなって思っちゃう。
彩加には『せめてチューくらいしろ』って怒られちゃったけど、やっぱり今のままじゃダメなのかな?
白井君も多分今を十分幸せに思ってくれてると思うんだけどなぁ。違うのかな。
恋愛って難しい。
彩加も玲奈ちゃんも私にその先へもっと先へってムチャ押ししてくるけど、そうしないといけないの?
わからなくは無いし私だって別に興味は、まあ無い訳じゃ・・・まああるけど。その、その内はその、いろいろと・・・だけどさ。
昨日の事
「それはないっしょー、彼氏んち行って?」
「ないないー。って手も繋いでないってどゆこと?」
「いーの!ウチら超純に付き合ってんだから、一緒に居るだけで幸せってゆーか」
「はぁ、もううちら中学生、子供じゃないだよ?」
「そうそう、もっとあるじゃん?する事さ。ほら、いろいろとさ。付き合うってそーゆー事じゃん?」
すぐ後ろでギャルっぽい子達が何やら大人な話をしている。
私と白井君は気まずさいっぱいです。
「って事みたいだけど、二人とも」
突然の彩加からの不意打ちにテンパる私。その日はずっとヤラシイ話ばかりで攻められ。そのせいで白井君の顔をあまり見れなかった。
そして変な期待を胸に抱えデート当日。結局何も無いけど幸せはたくさん、でもよくわからない物足りなさを感じる一日だった。
そんな今日を振り返るように悶々として抑えられない気持ちを抱き、布団の中でモゾモゾしながらモヤモヤを消化しきれないでいた。
翌朝、寝起きの虚な意識から次第に冷静さを取り戻しつつ、それと同時にゆっくりと昨夜の後悔が罪悪感のようにのしかかるのを感じていた。
いやらしい。私、最低だ。
私の彼氏の白井君はガラス玉のような人、繊細で綺麗、透明で暖かい光を放っているよう。そしてその光に照らされて私はいつも癒されている。
本当はこんなにも汚れた私だけど、彼といる時は綺麗な私でいれているようで嬉しかった。
ごめんなさい。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「だからさ、二人とも超奥手タイプなんだから、ここは結羽ちゃんの方から積極的に行くべきだよ」
「で、でも本当に今のままが本当に幸せで・・・」
「・・・むっつりだなぁ」
近くに白井君が居ないと彩加はすぐにこうやって揶揄ってくる。でもそれも何と無く嫌じゃない。
だからちょっと油断した。
「うおー!まじでー!おーい白井ー!結羽ちゃんが夜お前でエロい事してるってさ!よかったなー!嬉しいだろー!」
クラスで一番バカそうな矢野君がミサイルを打った。
矢野君はその後すぐに周りの女子達に粛清されていたけど、それも逆に喜んでいて正直変態っぽくて気持ち悪い。
でも、そんな矢野君の爆弾発言を否定できずにいる私がいる。
嘘では無い事、それが他人に知られた事、それを彼に聞かれた事、彼の中の私が汚れた事。いろんな恐怖が体に纏わりつくように固まったまま涙が止まらなかった。
ご覧いただきありがとうございました。
恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。
むしろそれで勉強して成長したいと思います。
投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。