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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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青木結羽の初恋③

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 今日は朝からちょっと大変です。


 昨日彩加に気を付けてと言われた岩田さん達が白井君に絡んでいる。

 可愛い可愛いと言ってふざけているし、怖い事にはならないと思うけど、シャイな彼はとてもしんどそう。


「こうかなー」

「うけるー、じゃあこうじゃね?」

「いーねいーね、ははー超可愛いーマジうけるんだけどー」


 どうやら彼の髪を結んで遊んでいるみたい。白井君は黙って抵抗もせずされるがまま。

 岩田さん達はリアルお人形遊びで盛り上がっていた。


「超よくない?ねぇねぇ青木さんも見て見て。超よくない?超可愛くない?」


 不意に振られてびっくり。言われるがままに白井君を見ると、前髪をおでこの上辺りで結び触覚のように二本跳ね上がっていた。


 ぶーーーーっ


 思わず噴き出してしまった。

 そのまま跡を引いてしまい笑いが止まらない。白井君を傷付けないように必死に手で押さえ目を逸らした。


 ごめんなさいっごめんなさいっ

 違うの!面白かったけど笑っちゃったけどホント違うの!違うの!

 そのまま白井君は岩田さん達の命令で一日中その髪型を強制させられていた。

 白井君はずっと暗い表情のままだった。


 これってもしかしてイジメ?

 白井君大丈夫かな。私も笑っちゃったし止めてあげれなかったし。うぅ胸が痛い、ごめんなさい。


 翌日


 席で朝の準備をしていると白井君が登校してきた。

 いつものようにゆっくりと教室の中を歩いている。見た目に似合わなず大人びた独特な雰囲気があって、その無表情は少しだけ口角が上がり柔らかさを感じる。


 私の顔を見ると『おはよ』と声を掛けてくれる。その少し高めのトーンでちょっと弱々しい声が私にとっては凄く心地よかった。


 彼が席に着くと同時に岩田さん達がどっと押し寄せ、昨日と同じように彼の髪で遊び始めた。


 とっ、止めなきゃ!


「あっ、あの!」

「ん?青木さんもやるー?」

「白井、女の子みたいで超ウケるからー」


 それ以上何もできないダメな私。


 ごめんなさい。


「えっとねー、色々考えてきたんだよねー」

「今日はこーじゃね?いやこうかなー」


 今日もされるがままの白井君。シャイな彼にとっては凄く辛いんだろうな。ごめんなさい、ごめんなさい。


「ちょっと!岩田さん達やめなって!」


 振り返るといつも真面目そうな北瀬さんがとても怒っていた。


 よかったぁ。北瀬さんありがとう。


「そんなんじゃダメ!もったいない」

「はー?なにそれ?」

「どうせやるならこっち」


 え?


「やばー!ちょー可愛いんだけどーうけるー」

「北瀬さん天才じゃない?ねえねえ青木さんも見て見てー」


 名前を呼ばれて横を見ると、ちょうど白井君と顔を合わせてしまい私の目は釘付けになってしまった。


 鼓動の高鳴りで我に戻った私は恥ずかのあまり彼に背を向け蹲ってしまう。


 私の目に映った彼は、前髪を横に流し大きめのピンクのピンで止めただけの清楚な女の子みたいに見えた。


 ないないないないない!これ絶対アウトだよー。可愛過ぎてアウトなやつ!もうっどうしよう。


 何となく意識し始めた事に気付かないふりしてた。でももう否定できないよね。


 玲奈ちゃん。

 私、好きな人できたよ。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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