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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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青木結羽の初恋①

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 『好きな人とイチャイチャする』


 ただそれだけで最高の幸せ、そう思うようになる。前に玲奈ちゃんが言っていた。

 漫画やアニメ、あと玲奈ちゃんの話を聞いて『恋愛』というのがどんなもので、人が何を感じて何を思うか、知識としてはわかっているつもり。それでもやっぱり今でも『恋』というのがよくわからない。


 玲奈ちゃんに教えてもらったエッチな事も玲奈ちゃんが言うみたいに上手くできなくてよくわからなかった。


 新学期、全校集会が始まるまでの時間、こないだ事前説明会の時に使ったこの部屋で待機をしている。

 呼ばれるまでただ待つだけ、それなのに私の心臓は破裂寸前だった。その振動が体を伝って五月蝿いくらいに私の耳に届いていて、これは本当に自分にしか聴こえていないよね?と心配になるくらい。


 ふと横目で隣に座る彼の横顔を見ると私以上に不安そうな表情をしていた。


 区切りのいいタイミングとは言え、こんな事ってあるの?まさか同じ日に転校して来て同じクラスになるなんて。

 まあ、同じクラスにいた方が色々教えやすい?のかな?先生達としては。


「あ、あの・・・」


 緊張するね。


 そう言いたかったのに、私自身テンパってるのを忘れていて上手く声が出せなかった。実際彼の耳にも届いていなかったらしく反応はなかった。


 少しして先生に連れられて始業式に参加、生徒の列とは別の端の方に並び先生方の話を聞いていた。


 式が終わり生徒達が全員退出すると、私と彼は男性教師に連れられ二年の教室が並ぶ二階の廊下を歩いている。


 そして先生と共に教室に入り教卓の隣に並んで立っている。漫画みたいにHLの途中で呼ばれ教室に入る、なんて焦ったい流れはリアルには無い。

 担任の先生の前談の話しが終わるまでクラス中から刺さるような視線の嵐。今が一番辛い、シャイそうな彼は大丈夫かな?


「ーと、言うわけだから皆よろしくなー。じゃあ二人の席はー・・・っと、あそこだな。お!面白い偶然もあるんだなーははっ」


 一番緊張しそうな自己紹介は無かった。

 私達の事をサラッと説明した先生に指示され、その席に腰を下ろした。


 え?え?

 なにこれなにこれなにこれ!

 なんなの?こんなことってあるの?こんな漫画みたいな展開、嘘でしょ?

 クラス変えもあって最初は出席番号順って言ってたよね?じゃあ本当にただただ偶然の偶然?ううん本当に奇跡だよ。


 席は男女ペアで廊下際から順になっている。

 窓側の席に私と彼は並んで座っている。


 必死にすまし顔を維持しながら呼吸を整える私、そしてその隣りには今日一緒に転校して来た彼がより一層小さくなって座っていた。


「よ、よろしくね」


 反応は無かった。無視された訳では無い、私の声が届かないくらい緊張しているみたいだった。そんな彼を見ていると自然と心が落ち着いていった。


 大丈夫かな。


「よーし、じゃあ時間も少し余ってるし、一人づつ自己紹介でもするかー」


 あ、ですよね。ありますよね、やっぱり。


 はぁ、と大きくため息を吐くと、隣の彼も同じでふと目が合いびっくり。

 面白いのか嬉しいのか恥ずかしいのか、でもそのお陰で緊張が取れてやっとちゃんと彼の顔を見ることができた。


「ふふっ、一緒だね」


 彼は何も言わず照れているような反応、結局何も言わず顔を逸らしてしまった。


 本当にシャイな人、なんか可愛い。ここまでの男子は初めてだなぁ。


 そして廊下側の男子からスタート、どちらかと言うと皆結構ふざけながら遊んでいる。教室内はずっと盛り上がり騒がしかった。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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