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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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青木結羽の過去②

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 長椅子に座りいつまでもいつも通りにふざけ合っている。私はこんな時間がとても好きでとても大切にしている。


「じゃあさじゃあさ。私そーゆう神様的なやつ信じてないんだけど、でも本当に叶ってほしい事だから口に出して言霊にすることにした!だから聞いて」


 珍しく真剣な表情に私は頷くしかできなかった。


「私の願いはね、いつまでもずっとずーーっと結羽ちゃんと一緒に入れますよーに。だよ」

「玲奈ちゃん・・・、それ私も願ったよ。なんだ、急に真剣なって何かと思ったよぅ」

「ほんと?やったっ両思いー」


 跳ねるような上機嫌の口ぶりで本当に嬉しそうな玲奈ちゃん。


「あーでも私、変な趣味とか無いからね」


 一応勘違いが無いようにちゃんと言っておこう。


「でもさ、そーゆうのって普通彼氏に言うんじゃないの?」

「えーだって彼氏は別れるじゃん。将来結婚するまでにもう何人か付き合いたいしー。でも親友は一生でしょ?」

「・・・そもそも玲奈ちゃんが『彼氏と行くから今年はごめん』ってゆーからさ、本当は家族と来る予定だったのに。『中学生なんてガキ、やっぱ付き合うなら大人な高校生だよねー』って毎日惚気てた例の彼氏はどうしたの?」

「んーやっぱ大学生くらい大人じゃないとって気付いてさー、ははー」

「・・・はぁ。なんかいろいろ突っ込みたいけど、とりあえず別れたストレスこっちにぶつけるのやめて」

「違うってー」


 そう言って笑いながら話す玲奈ちゃんとこうやってふざけ合ってるのが楽しい。私だってこんな毎日が本当に大好き、これがずっと続けばいいなって思ってるよ。


 いつもだけど呆れて言葉が無いよ。そーゆうとこ。


「・・・まあいいけどさ、玲奈ちゃん可愛いしモテるし」

「それは結羽ちゃんもだよー?中学なってから三回も告られてるじゃん、とりあえず付き合っちゃえばいーのにもったいない。高野先輩とかチョーいいと思ったんだけどなー」

「無い無い!話したことも無いしっ、わっ私の事はいーから!本当に危ない事なんないように気をつけてよねっ」

「大丈夫大丈夫ー」


 大好きだから、本当に心配なんだよ?


「あ!それとさ、私は彼氏できても結羽ちゃんともずっといるからね」

「もうっ、それはまあ嬉しいけど、とりあえず玲奈ちゃんは彼氏も大事にしなさい。ちょっとケンカしたからってすぐ別れる癖、直してから言ってほしいよ。親友としては」


 返事はお得意のてへぺろ。


 ぽんっと頭をこずくと私の肩に頭を乗せて満足そうに甘えてきた、そしてそのままニヤけ面で私の顔を覗ぞき意地悪そうに言葉を吐いた。


「でもさでもさ、そーゆうのは彼氏の一人でも作ってから言ってほしーんだなぁ。親友としてはー」

「だ、だからっ!わ、私にはまだ早いってゆーか、よくわからないってゆーか!」

「あぁ、結羽ちゃんムッツリだしねー」


 さっきより少し強めに頭を叩いた。


「いたっ。ははーでも彼氏いいよ?友達とは違ういろんな幸せを感じれるんだよ?嬉しーとか、楽しーとか、あとぉ、気持ちーとかぁ」

「なっなっ、玲奈ちゃんのえっちー!」


 くっつく玲奈ちゃんを押し退けると思いっきり笑われた。玲奈ちゃんはいっつもこうやっていじめてくる。恥ずかしい、こういう話はちょっと苦手。


 どれだけ話しをしても尽きる事なく笑顔と笑い声で溢れるこの時間、きっと大人になってもずっとこうやって一緒なんだろうなって思っていた。


 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 三学期に入り少しした頃、親から仕事の都合で引っ越さなければならないと告げられた。


 三月、まだまだ雪の降りそうなくらい寒い日。

 やっと勇気を出して玲奈ちゃんに話をした。


 「そう、なんだ。・・・しょうがない、よね」


 私の心は既に雪が積もっているみたいに冷たく、苦しくて痛くて辛かった。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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