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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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なんだか黒坂暁仁に好かれました。④

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。

 見てない見てない見てない。


 そう願った後、ちらっと視線を戻すとやっぱりめちゃくちゃ見てました。しかもこっちを見ながら何か話を続けている。


 あー、帰りたいなー。


「はよー、ん?どしたん?」

「え!?ああ、お、おはよう黒坂君」


 そんな破壊光線に晒されていたところ、その攻撃をさえぎるように分厚い壁が目の前に現れた。


 ナイスタイミーング!やっぱ持つべきは友達だ!友達はやっぱりいた方がいいよね!多分っいろいろ便利。


 ま、正直黒坂にはまったく興味はないし、言ってしまえば友達とも思ってはいない。

 しかしここでサヨナラする訳にはいかない!大切な壁が無くなる!なので適当に話をして繋ごう、そうしよう。


 話は昨日のテレビのバラエティーやらゴシップやら、ほとんど相槌打つばっかなのに黒坂はなんだかノリノリでご機嫌だ。まあならいいか。


 チャイムと同時に担任の桜井が入ってきたことで皆散り散りに席についていく。前の方では紫ノ宮達が桜井に注意され慌てて席に戻って行く青木結羽の姿が見えた。


 あの二人実は仲いいのかな?いやないかあの感じ。

 あーなんか紫ノ宮がまだ睨んでる、やだなーマジで。あれかな、やっぱ昨日逃げた事怒ってます?


 転校早々、女子に囲まれた席のせいなのか紫ノ宮の存在のせいなのか、なんとも鬱なテンション。できる限り精一杯ステルスシャドーの能力を発揮することにした。

 努力の成果があったのか能力の効果は絶大、誰も絡んでこない。あ、それは昔からでした。


 側から見たら新しい学校に内気な少年がずっと緊張で大人しく座っているように見えるだろう。実際はずっと殺意に近い鋭い視線に晒されて動けないでいるだけ。ホント何なんですか!マジで。


 冷や汗も枯れそうな中、気が付くとチャイムと同時にそこかしらから食欲を掻き立てるようないい香りが漂って来た。

 やっと昼かと思い出すようにバックからおにぎりと菓子パンと午後茶を出し、携帯を触りながら自分の世界に浸る準備に取り掛かっていると、ガガガと音を立てながらそれを早々にぶち壊すヤツがいた。


「吉野ー、机借りていいー?」

「いーよー」

「なあなあ白井ってさ、部活はどーすんの?前の学校では何やってた?」

「・・・いや、なにも」


 それよりさ、一緒に昼食べようぜ、とか無いの?まあいいけど。そんな自然にパーソナルスペース入ってくると友達だと勘違いしちゃうじゃんか。


「へー、じゃあ中学では?」

「・・・二年までは幽霊バスケ部、三年は不良図書管理部」

「は?なんだそれ(笑)ウケんな。三年間なにしてたんだよ。ってかそれどっちもなに部だよ(笑)」

「・・・そのまんま。活動してるかどうか微妙なバスケ部と管理業務をちゃんとやっていない図書管理部」

「いやいやだからそれどんな部だよ(笑笑)、それに図書管理部なんて聞いたことねーから(笑)じゃあ趣味は?」

「・・・アニメ見ること」

「へー、彼女は?」

「・・・いないけど」

「え?そーなん?白井ってちょっと暗いけど顔いいからモテそうなのになー」


 一言多いな、ほっとけ。ってか凄いズカズカ聞いてくるなこいつ、なんなん?あー、一人になりたいなー。


 まあでも、変わる為にはこういうリアってそうなヤツとは仲良くしといた方が得なのかもな。いや、どうかな。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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