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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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マジな彼女を知りました。②

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 こないだのカラオケメンバーが俺の机の周りに揃っている。しかし、一緒に遊びに行った友達が集まったとは言えないくらいの変な緊張感で会話が止まってしまっていた。


「ま、まあさ。そ、そーいう考え方もあるよな」


 おお、よく頑張った瀬戸口。


「ははっ、そうそう!お前もモテそうだしさ、あの子追ってもいいし他の子追ってもいいし、どちらにしろあんま暗くなんなよな。大事なのは自分がどうしたいかだ」

「へぇー、珍しくまともな事ゆーじゃん山本」

「あったりめーよ!俺はいつだって真剣なんだよ!」


 俺の首に腕を回し『これぞ友情』みたいな絵面になっていた。なんていうか、ちょっと苦しいと思った。


「まあ、そんな顔すんなよ。せっかく出来た彼女とヤれずにフラれたのはショックかもだけどよ」


 音も無くスッと山本の背後に立つ吉野さんがゆっくりと手刀を振り上げた。


「だからそうやってすぐそっちに持ってくな!」


 振り下ろした手刀が山本の頭をカチ割るくらいの威力で山本もケブッと鳴いた。


「ってーな!大事なことだろ?付き合ったんだからさ、ヤるだろ?普通。男とか女とか関係ねーよ、性欲無いヤツなんていねーし、そーゆうのも含めて『付き合う』なんだから考えない方が異常だろ!」

「・・・・・」

「な、なんだよ」

「・・・あー、まあ。そうなんだけどさ。なんていうか、返しづらいんだよな」

「中途半端に芯をつくな!」


 山本の頭が二度割られた。


「白君はさ、白君のペースでいいと思うよ」

「そうそう、あんな下品なヤツとは違うもんね白っちは。その純な感じが良いんだよー、汚れを知らない天使みたいな?ははっなんてね。でもそれで今はいいの、ゆっくりと少しづつ大人になってこ?」


 吉野さんと櫛川さんが物凄く暖かい目で俺を見ながらうんうん頷いている。


 そして騒ぎ過ぎていたせいか吉野さん達の後ろからクラス中の女子がみんなして暖かい目で俺を見ながらうんうん頷いている。


 いやいや、青木さんまで?なんだこれ?


 いつの間にか俺の悩みが誤解されているが、まあそれはいい面倒くさい。それよりみんな、その目やめてマジで。


 そんな中、やはりというか何というか、こういう時一人だけ放つオーラが違うんだよ紫ノ宮さん。


 はぁ、ホントなんすかそれ?

 知っているのは私だけ、みたいな勝ち誇った顔してさ、もっと空気読も?今はそっちの笑みじゃない。


 話題というか場の空気というか、事の顛末をどう収めるかその着地点を見失っていたところ、そこに救いの手が差し伸べられた。


「まあまあ、そうやって押し付けないでやってくれよ。白井はまだ何も言って無いだろ?優しくてもキツくても押し売りしてたらどっちも一緒じゃね?山本も櫛川さんもさ、友達ってんならまずは白井の気持ちちゃんと聞いてやってくれよ」


 おお、さすがパーフェクトイケメン。

 こんな俺にも超優しい。言葉の選択も絶妙だし、強めな言葉は声質で優しさを表現しながら角が立たないように配慮している。


 元々のオーラもあるんだろうけどさ。ほら、みんな圧倒されて沈黙生まれちゃってんじゃん。


「白っち、ごめん。なんか決めつけた言い方なってたかも、それで勝手に盛り上がっちゃってたよぅ」

「俺も悪かった」

「・・・あー、なんて言うか、俺がきっかけっぽいしマジ悪かった。傷付けたんならホントごめんな」

「そうだよね、フラれたばかりで傷付いてるのは白君なのに、本当にごめんなさい」


 みんな、あったけぇな。それなのに俺はいつもの笑顔を作るしか出来ない。


 なんでだろう、俺はここに居ない。そう思ってしまう。みんな物凄く鬱陶しいんだよな。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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