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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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アルバイトはじめました。②

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 試験前最後のバイト、夜9時を回り大学生達とバトンタッチした。皆優しく少し早いタイミングで俺達の仕事を引き継ぎ、余裕を持って上がらせてくれた。なんて良い店なんだろう。


 休憩室で金城さんが着替え終わるのを待っていると店長さんが入って来た。


「お疲れ様白井君、じゃあ明後日の試験頑張ってね。大丈夫だと思ってるけど、念の為結果聞いてから次のシフトを作るからさ」

「あ、はい。すみません、助かります」

「そういえばね、実は白井君は結構人気があるだよ、真面目で仕事も出来るし。だからこれからは、白井君には全部やってもらうから」


 え?そうなの?嬉しいけどちょっと期待大き過ぎないですか?まあ、頑張りますけど。


 店長が部屋から出ると同時にシャーっと更衣スペースのカーテンを開け制服姿の金城さんが出てきた。


「明後日試験?テストってこと?それでシフト少なかったんだー。白井君真面目だねぇ。まあ私は日々の勉強だけでそこそこの成績出してるから、特にテスト前焦ったりはしないけどねー」


 バックに『えっへん』と言う字が見えそうだ。

 なんか普通のテスト前だと勘違いしてるみたいだけど、丁度いいからそのままにしておこ。


 そして試験前日、今日もいつも通り机齧り虫をやっている。


 食事、トイレ、風呂以外部屋から出る事は無いが、朝起きたらまず制服に着替えることにしている。寝巻きや部屋着で部屋に閉じこもっていると、気が抜けてダラけてしまいそうだから。


 いちおう明日の試験が終わるまでアニメも封印している。


 この話を決めて以来、バイト以外はほとんど誰とも会っていない。同じ家に住んでいる母さんとももう何日顔を見て無いだろう。

 姉さんと郁乃さんもこないだ一度だけ電話をくれて頑張れと応援してくれた。

 毎日では無いけど茜はちょくちょく電話をくれて、その度に元気をたくさん貰っている。


 自分の為、家族の為、その為に絶対失敗はできない。


 久しぶりに茜アタックくらいたいなぁ。


 試験当日、朝ごはんは俺の好きなベーコンエックが置いてあった。そのせいでご飯をおかわりしてしまい、試験中眠くならないか心配になった。


 今日の試験は完全に俺だけの為に準備してくれている為、学校自体は通常通り動いている。

 他の生徒と被らないようにと思うが、一限目が始まったくらいに校舎に入り、事前に案内されていた特別教室へ向かう。


 中に入ると一番前の真ん中の席にプリントが置いてあった為、その席に座り待つことにした。


 少しすると教師一人入ってきて、大まかな今日のスケジュールを説明し、その後直ぐに一科目目がスタートとなった。


 試験は全部で五科目、入試よりも少し難しい。勉強してきて本当によかった。

 一科目づつ制限時間が決まってはいたが、受験者が俺だけのため終わり次第申し出て次の科目を進めていった。

 本来は昼を挟んで一日がかりの予定だったが、担当する教師に頼み昼休み抜きでやらせてもらう事で五科目を三時間とちょっとで終わらせ早々に学校から退散した。


 帰り道、途中にあった公園のベンチで母さん手作りの弁当を食べている。


 ちょっと焦ったかな?まあ大丈夫だろう。

 わからないトコいくつかあったけど、思ってた以上に出来は良かった。そもそも本当の編入と違ってこれの点数だけで決まる訳じゃ無いらしいしな。


 学校から連絡あるまでは大人しくしておこう。茜に会うのは結果が出てからだな。今日明日はとりあえず我慢していたアニメ三昧でグータラしてやる。


 そして2日後、四葉高校から転校許可証と入学案内、そして四月の入学式の日の日程やら何やら書類がたくさん届いた。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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