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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
126/231

壊れて見つかるものもありました。②

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 三学期が始まり一週間が過ぎていた。


 俺はまだ引き篭もったまま。

 この引き篭もり生活もそろそろ一ヶ月になる。


 学校をサボって数日、これじゃダメだと思いイブに彼女をデートに誘って外に出た。


 そしてフラれた。

 それがトドメだった。

 何もかもがイヤになり、何もかもが怖くなり。

 何も出来なくなって閉じこもった。


 今が何時かわからないほど、陽の光を見ていない。

 すると、俺を呼ぶ声がして母さんが部屋に入ってきた。


「ねえ巧太。何があったか話さなくてもいいから、何か辛い思いをしているのはわかるから。心配なのよ、そんな死んだ魚のような目をした巧太は見たくないのよ。だからね、もし学校が嫌なら辞めてもいい、お母さん何でも応援するから」


 自分が悪い事は自覚している、だからこそ何も返す言葉が見つからなかない。


 少しして母さんは部屋から出ていったが、その後すぐにまたドアを開き誰かが入ってきた。


「巧太ちょっといい?」


 今度は姉さんだった。


「ねえ!ちゃんとこっち向きなさい」


 なんでか昔から姉さんには逆らえない。だから反射的に服従するように言う事を聞いてしまう。


「あんた学校辞めたいの?」

「わからない。でも、あそこにはもう行きたくない」


 大きく肩でため息を吐いた姉さんが椅子に座って寄ってきた。


「まあ、そうよね。いつからなの?イジメ」


 !?なんで、それを。


「ごめんね、ちょっと調べさせてもらったの。いろいろ聞いたわ、中学と高校と、なんか変な噂もたくさんあったけど」

「・・・・・」

「あんたはどうしたいの?」


 歯切れの悪い言葉しか出て来ない。決着の着かない会話がループするだけ。


「はぁ、あのね。私はお母さんにこれ以上心配掛けて欲しくないの、あんたが何をしてもいいけど、そうやっていつまでも引き篭もってるとみんな迷惑なのよ」


 返す言葉もありません。


「イヤなんでしょ?ならさっさと辞めちゃえばいいじゃない。そんな学校行く意味ない」

「で、でも。そしたら母さんが」

「・・・はあ、あんた頭は良いかと思ってたのに。あのさ、そうやってウジウジしてても何も変わらないの!放っといてくれって言った所でそれが出来ないから家族なのよ。今が一番最悪」


 あらためて言われなくても


「わかってるよ!わかってるけど・・・」


 怖くて、動けない。情けない、でも、怖い。


「わかってるならいい。ねえ、なら転校したら?」

「え?で、できるの?」

「出来るわよ。あんたにその気があるなら、私が手伝ってあげる」


 そして高校を転校する為の手順や準備など一通り教えてもらい、いつの間にか俺の決心も付いていた。


「と言う流れだけど、まずはどの学校に行くかを決めなきゃよね。どうする?」

「ど、どうしよう。わからない」


 いきなりどこって言われても。考えた事なかったし、そもそも高校に行く気無くて情報がない。


「まあ、大抵イジメするような人間って頭悪いからちょっと偏差値高めの学校にすれば同中いても平気だと思うけど。もしくは引越して学区外にするとか、お母さんに相談になるけど」


 確かに、凄いな姉さん。ダメだ俺頭回らない。

 でも・・・


「どうせなら、いっそ引っ越したい」

「わかった。じゃあ、お母さんに相談しよう。私も付いてるから、ちゃんと話さなくちゃだね」


 こんな優しい姉さんは久しぶり。本当は昔からそうだったのに多分俺が距離を取ってたんだろうな。何でも出来てカッコよく優しい姉さんだ。


 熱が冷めない内にと、姉さんに引っ張られ母さんと三人で俺の今後について話し合った。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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