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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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俺の最悪は止まりませんでした。③

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

「ふーん、そう。大変ね」


 期待はしていないけどさ、ほんと安心するほどフラットですね。


 昼休み、当番の人が休みの為、今日は久しぶりに紫ノ宮さんの隣に座って図書室の受付をしていた。


「し、紫ノ宮さんは、もう進路決まってるの?」

「私は四葉一本で決まってるから」

「え?四葉なの?紫ノ宮さんならもっといいとこ行けると思うけど・・・」

「行けるわよ。と言うか行けない所が無いわね」


 ですよね、さすが学年一桁。


「逆に聞くけど、良い高校行ってメリットあるの?」

「え?え?だってそりゃ、その方が学歴良くなって将来仕事着く時も選択肢が増えるし、やっぱ周りが見る目も変わると言うか、その」

「無いわよ、そんなの」


 そうなの!?


「大事なのは最終学歴だから。将来『どこの大学出たの?』って聞かれる事はあっても『じゃあ高校は?』とはならないわ。結果が全ての社会に出て、見られるステータスは最終学歴だけ、過程の高校なんてどこ卒業してたって同じなのよ。だったら貴重な時間机に向かって終わるより楽しんだ方が利口じゃない?高校なんて中の上くらいでいいのよ」


 す、すげー。頭の良い人にしかできない考えだけど。


「なんか、かっこいい。ちょっと尊敬する。ちゃんとやってきたから言える言葉の強さがあるよね」

「・・・・・」


 あれ?『ちゃんとしてこなかったバカが悪いだけじゃない?』くらい言われるかと思ったけど、なんか顔背けて縮こまってる。


 耳が赤い。え?照れてんの!?可愛いとこあるじゃん。


 選択肢が少ないのは俺がバカだったから。凄く痛感した。やっぱ同じ時間を共有している人の意見の方がちゃんと心に響く。

 しっかりしてるとも思うし、ぶっ飛んでるとも思うし。でもほんと頭の良い人はかっこいい。


 よしっと気合いを入れた。

 休みの日、覚悟を決めて母さんと二人で話をした。テーブルには専門学校の紹介冊子と願書を置いて。俺は初めて土下座というものをした。



 十二月に入り、三年の教室は温度差の入り混じった変な空気で満たされている。


 受験の重圧でピリピリと緊張感を出している者。

 クリスマスに向け色恋ごとに花を咲かせている者。


 まあ俺は授業は真面目に受けているけど専門行くから受験は無いし、それに色恋とはちょっと違うけど、紫ノ宮さんとの関係も未だ継続中。


 はっ、バカな奴らは必死になんかやってんな。

 なんて言うか、ちょっと優越感。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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