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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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なんだか黒坂暁仁に好かれました。①

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。

 昔からよく可愛い可愛いと女子にチヤホヤされることで妬まれ、よく絡まれた。

 笑顔を意識していないと目つきが悪いと言われ、よく絡まれた。

 廊下を歩くと誰かがぶつかってきて、よく絡まれた。

 大人しく席に座っていると何かを投げつけられることがあるし、席を離れて戻ってみると何かが無くなっていることもあった。

 そういえば席自体が無くなっていたこともあったな。


 まあ、いわゆるイジメと言うものだ。


「そういうのは良くないよ」


 クラスの人気者が言った。

 文武両党ルックス抜群男女問わず優しくて男女問わず好かれていたそんな人気者がヒーローとなった。

 そしてそのヒーロー主催でクラスのホームルームに教師も交えての"イジメについての教育"と名がついた斬罪裁判が行われた。


 これ以上ない最悪の日となった。


 だってそうだろう、俺をイジメていたのは同学年の一部のグループ、クラスでは数人くらいだ。俺が堅実に日々耐えて凌いで努力して、表向きはスマートに受け流し築き上げた『平穏な日常』を、そいつは堂々とぶち壊したんだぜ。


 誰が助けくれと言った?


 頼んでもいないのに困ってもいないのに、クラス全体いや学校全体を巻き込んでさ、あんな風に名前を連呼されて注目の的になったのは生まれて初めてだよ。


「みんな知ってるのか」

「誰がやってるのか」

「どうすればなくなるのか」

「なにが悪いのか」

「イジメがどれだけ悪いことか」


 くそどうでもいい!救いなんて望んでない。担任も参加してさ、けっこうな大問題になってんじゃねーか。ははっ

 中心の俺はこの先結果がどうなるかなんて期待していない、考える余裕なんて無い。ただただこの時間が苦痛だった。ただただこの拷問に耐えることで必死だった。


 俺にとっては本当に迷惑以外何物でもないムダな時間。


 別にいいじゃないか、俺本人が気にしていないんだから。生きてりゃ嫌なことの一つや二つあるっつーの!

 団体行動取ってりゃ気の合わないヤツの一人や二人いるだろう普通。そいつがちょっと攻撃的だったたけだろう?

 どうせ卒業までの短い付き合い、ただそれだけの事だろ?違うか?

 別に普通に友達もいる、彼女だっていた。普通の日常だ。それなのに、そんな今までの努力と大切な日常が全て水の泡になって消えた。そのヒーローのせいで。


 ヒーローがヒーローとなり得る為、英雄譚のページを埋めるための俺はただの餌。いや生け贄だった。


 私はイジメを受けてるかわいそうな子です。って磔のさらし者。まさに公開処刑。おめでとう、これで学校一有名なイジメられっ子君と、それを助けたヒーロー君の誕生だ。


 表向きはヒーロー君が事態を収拾したことで確かにイジメは収まった。ちょっかいかけてくるヤツはいなくなったよ。ついでに友達も彼女もまとめてみんないなくなったけどな。

 言っても所詮は子供のヒーローごっこ、後始末がなってない。結局その後残ったのは居場所を無くして一人きりの俺。


 イジメを利用したイジメ、やるじゃねーか。

 

 ま、俺ほどになればぼっちくらい別になんともないけどねっへん!

 けどさ、これが一番残酷なイジメだってわかってんのかねヒーロー君は!

 この一件で更に人気が上がり中学生活モテモテ、さぞや楽しかったろうよヒーロー君は!

 でもさ、俺だって実は結構モテてたんだぜっへん!

 だからあんなしょーもないヤツの事なんか興味もないから恨んでもないけどねっへん!


「・・・あー、余計なこと思い出したわ」


 紫ノ宮風華に会ったせいで封印したはずの中学時代を思い出してしまったじゃないか、クソッ気分悪。

 さ、アニメアニメ。今日は見まくるぞ!そんで寝る!

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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