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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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ドロドロしていきました。①

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へありがとうございます。


それと

貴重な評価やブックマークありがとうございます泣

 入学式も終わり四月も後半になった。通学路の桜並木道は緩やかに色合いを青く変えていき、そんな変化すりゃ『面倒くさいな』なんて意味のわからない事をぼやいてしまう始末。


 俺は今、ちょっと病んでます。


 クラス替えが無く進級したのにどこか実感が沸かない。季節だけでなく月日の流れも興味が待てなくて、多分俺はずっとどこかに立ち止まっているんだと思った。


 クラスでは相変わらずのメンバーが相変わらずのノリで騒ぎ立てていた。


 俺も相変わらずの、プチぼっちだ。


「マジやべー、マジやべーってー!」


 男子達がゲームやアニメの話でやかましい盛り上がり方をしている。そして違うグループでは人気の女子だったり女優だったりの女ネタ、と言うより下品な下ネタぶっ込んで騒いでいる。


 ホント、耳障りでうるさい。死ねばいいのに。


「チョーやばいー、チョーやばいんだってばー!」


 女子達がドラマやアーティスト、俳優などで黄色い奇声を上げながらキュンバナトークで騒いでいる。


 まじうっせー。


 別のグループの女子達は身近なカップルの話題やら自分達の恋バナで盛り上がり、なんて言うか・・・結構エゲツない下ネタぶっ飛ばしていた。


 女子すげー。でもちょっと気になる。


 そして、俺の席の横を通るたびに机や椅子を蹴ってくるこいつらもまた、相変わらずで本当ウザい。


 終業式の一件以来、あからさまに嫌がらせをしてくるようになった。周りは大抵我関せずスタイル、担任ですりゃ見て見ぬふりをしている。


 いじめ撲滅宣言はどこいった?

 まどーでもいーけど。


 基本的には無視して本を読んでるが、面倒になると教室を出でとりあえずトイレにいったりする。意味もなく昇降口に行ってみたりもするが、今は体育館に向かっている。


 神崎達からの嫌がらせなんて、俺の今までの学校生活での日常だ。昔からずっとそうだった。こないだの事だってその延長線上の話、くらいにしか思っていない。


 噂で言っているような周りが思っているような、そんな特別な事件のようにはまったく思っていない。ただ、過ぎてみると俺もガキ見たいな事したなとちょっと後悔しているだけ。


 そんなことよりも!


 実は今朝『昼休みに体育館に来て下さい!』と突然辻斬りのように俺に言い放ち去って行った女子がいて、ここまで来ている。


 体育館正面入口のこの踊り場はいつも卓球部の活動で使っていて、そこそこの広さがある。一面ガラス貼りの玄関の向こうには校舎とグランドと正門に囲まれた中央広場となっていて、所々タイルが埋め込まれたちょっとオシャレな作りになっている。


 昼休み、まだ四月だからか太陽も低く、そのタイルに反射してチカチカと俺達を照らしていた。


「えっとっ、その・・・。あの、その」


 もじもじとしながら手を擦り続ける女子。三年A組の遠藤と言うのだけは名札でわかった。


「つ、つつつ、付き合って、下さい!」


 なんてこった!

 俺にとってはこっちの方が事件です。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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