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恋愛はSEXだと思ってました。  作者: 来栖 サナ
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高校二年になりました。①

はじめまして。

初心者なので雑で汚い作品です。ごめんなさい。


実体験を元にする事で主人公の心情をリアルに描けたらなと思って頑張って書いています。

粗末な作品です。恥ずかしいばかりです。

読んで頂ける寛大な方々へ先に感謝を言わせて下さい。

ありがとうございます。

「・・・・・はぁ」


 意味もなくため息をつく俺。キモい。


 空を見上げると真っ白な雲が所々に漂い、日差しの暖かな気持ちのいい青空だ。

 視線を下ろすと石畳の真っ直ぐな並木道はピンク色の絨毯を引いたようで、その綺麗な色も美しい桜の散った様だと思うと哀愁を感じられる。


 この国ならではの風物詩だよな、なんて。


「はは、俺キモっ」


 ぼそっと小声で口ずさみながらニヤけ面、それはもう実にキモかっただろう。するとすぐ後ろからビューっと勢いよく自転車が通りすぎた。

 っな!誰だよ!と少し苛立った態度をとるが、ビクンっと体が反応してしまったのが恥ずかしく不自然にそわそわしながらゆっくり我に帰る。


「・・・はぁ。ほんっと、キモいなー俺」


 周りには同じ高校の生徒しか見えない。校門を過ぎると生徒が増え賑やかになっていく。


「たしか、こっちだよな」


 真っ直ぐ昇降口へ向かい案内に書かれていた通りに上履きに履き替え指定された教室へ向かった。


 校内に入ってからは、キャッキャした女子達やデカい声でワイワイした男子達が次第に増えていき、校内、廊下と続き教室ではキャッキャワイワイが嵐のように渦巻いてた。

 更にその所々から漂う『ザ・青春』って空気は俺のテンションを下げている一番の要因だ。


 別にこういうの自体が嫌いなわけじゃないし否定もしない。

 学生である以上、誰もが青春を謳歌する権利を持っている。そう持っていていいはず、もちろん俺だって青春真っ只中、な筈だ。

 ただ、俺の青春は少し歪んでいる。いや間違っている。と思う。


 女は嫌いだ。でも女の体は好きだ。矛盾してるしキモい考えだけど、これが俺の正直な本心。俺の青春の土台になっているのがこれだ。


 間違っていることも、正しい方法も、全てを理解し、理解した上でこうやって生きているんです。

 自分を客観視することにおいてはプロの俺。

 何故か?それは、


 中二病はそんな器用に生きれないからだ!


 教室の戸に手をかけた時、ドキドキとそわそわがスパークリングして感覚をマヒさせている。期待なのか不安なのか、まあ単純に言うと凄く緊張をしている。

 カッコ悪くて恥ずかしい、それを隠すように俯きながら中に入る。そんな自分を客観的に見ると、やっぱチョー俺キモい。


 教室では相変わらずキャッキャワイワイが渦巻き正直マジでやかましい。

 くだらない、ほんと騒がしい。聞きたくなくても耳に入ってくるキラキラした『ザ・青春』オーラが俺を侵食していく。

 だがしかし!俺はこうゆうのには染まらず生きていくと決めている!

 友達?そんなもんいらない、生きるのに邪魔なだけ。

 クールに生きよう。そう決めたんだ。


 はいキモいです。そんなもん承知で覚悟決めてここまで来たんだ俺は!少し酔っててもキモくても中二でも!

 それでも自分の心に誓った、貫くと決めたんだ!

 俺が目指す、俺らしい俺で生きていくと。

ご覧いただきありがとうございました。

恥ずかしいばかりの雑な作品と罵ってください。

むしろそれで勉強して成長したいと思います。

あらためて皆様に感謝します。


投稿は不定期になります。日々少しずつ時間を作って書いています。素人なので進捗や出来に関して悪くなる事がありますのでご了承下さい。

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