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第35章

 ・・・刑務所を出所したジョンソンは、シカゴにあるハーレムに移り住んだ。


 ガービー氏が、黒人の分離・独立をしきりに説いていた。


 それにともなう、黒人たちのデモ、黒人市民軍・・・そして、黒人医療団。


 だが・・・


 ここハーレムに住む人々にとっては、「パレードはパレード」だった。


 ・・・楽器が鳴らされ、お祭りムードで盛り上がる人々。


 ここでジョンソンは・・・


 人々から、嵐のような、熱狂的な歓迎を受けた。


 ・・・彼が、雄弁に語っている。


 『黒人でも、ここまでやれる!』


 という事実を・・・。



 『偉大なるジャック・ジョンソン』


 ・・・ついに、それが認められたのだ。

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