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「誰のためでもない、自分自身の祈りのために、戦い続ける」

そう言った魔法少女が居るんだってさ。

強いよね~。

〈自室〉


ピピピピッ…ピピピピッ…ピピカチャッ…


「…ん~ぅ、今何時…」


【デジタル時計は08時15分と表示している。】


「んぇ?…うわぁ!」


(このままじゃ、遅刻だ!いつもはもっと早く設定してるし、万が一があってもお母さんが起こしに来るのに!なんで!?)


因みにいつもは7時に設定している。


「早く制服に着替えないと、あと顔を洗って、歯を磨いて、朝ごはん食べて…」


朝は意外とやることがある。

今はまだ主に母親がフォローしてくれるが、少しづつ一人でできるように身に付けなければならない。


「どうしたの、朝から大声出して」


「お母さん!なんで起こしてくれなかったの?」


制服に着替えながら聞いてみれば、至極単純な答えが返ってくる。


「なんでって…今日は日曜日よ?」


「えっ?」


【デジタル時計は日曜日と表示している。】


学校が休みなのだから起こす必要が無いのは当たり前である。

まぁ、早起きを習慣付ける為に起こす親もいるとは思うが。


「あぁそれで制服に着替えてたのね」


「なんだ~遅刻じゃなかったんだね…」


(じゃあ、なんで目覚まし時計をセットしてたんだろう?)


「ねえお母さん、今日って何かある日だったっけ?」


「あら、忘れちゃったの?今日は検査の日でしょ?」


「何の?」


「本当に忘れてるのね、あんなに喜んで楽しみにしてたのに、まぁもうすぐ来ると思うから着替えてから朝ご飯食べちゃいなさいな」


「はーい」


検査の内容は気になるものの、説明を聞いている時間もなさそうだと判断した彼女は着替えを再開するのだった。

「魔法少女は、夢と希望を叶えるんだ」

このセリフからは魔法少女の素敵さが伝わってくるね!

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