悲運の武将、松平広忠 捌
三人称視点です。
全てが上手くいっていると思っていた。
広忠は久松家と佐治家の和睦を仲介し、思惑通りに緒川城への攻撃が始まった。
斎藤家を動かし、信秀を美濃に釘付けにする事にも成功。
また、斎藤家への働きかけを今川家に要請した副次効果として、南知多勢が連合を組んで緒川城へと向かっているし、三河の今川方の勢力も援軍を約束してくれた。
三河奪還のための総力戦を掲げたところ、日和見を決め込んでいた松平一門の多くが参戦した。
岡崎城下でも、多くの兵を集める事ができた。
まだまだ三河において、松平家の威光が健在である証左だと、広忠は思った。
最終的には万を超える大軍が集まった。
これ程の兵を率いたのは、親氏の代から見ても、自分が初めてだろうと誇らしげだった。
全てが上手くいっていると思っていた。
部隊を上和田城へ向かう部隊と、上野城へ向かう部隊とに分け、広忠は上野城へと向かった。
矢作川の河原に辿り着いた時、既に敵軍が対岸に布陣していた。
万を超える部隊が動いたのだから、察知されて当然だったから、それ自体は広忠も気にしなかった。
布陣しているのは旗と馬印から、安祥城の兵と、上野城の兵だと知れた。
だが合わせて千程度。しかも、河原に築かれた防御陣地は、簡易な空堀と、土を入れた麻袋を積んだだけのもの。
「どうやら、こちらの動きは掴めても、万全の態勢とはいかなかったようだな」
ほくそ笑んで広忠は部隊に渡河を命じる。
舟や筏を用いて、渡河を試みる松平勢。渡河のために十数隻もの船を用意していた。
川を埋め尽くす程の大船団だが、流石に四千の兵を一度に運ぶ事はできない。
力押しで何とかなるだろうと思っていた広忠だったが、ここで最初の躓きに遭遇する。
対岸に築かれた防御陣地は、広忠の想定以上に堅牢だった。
土の入った麻袋は、矢を通さず、投石でもびくともしない。
敵兵は土塁の後ろに隠れているだけでなく、空堀の中に身を隠しているせいで、攻撃が殆ど当たらない。
うまく対岸に辿り着いた部隊も、集中攻撃を受けてあっさりと壊滅する。
渡河直後に敵陣地へ攻撃する事はできないし、戦力の逐次投入を避けるため、後続の部隊のために橋頭保を築く準備をしている所へ、陣地から出陣した遊撃部隊の攻撃を受ける事もあった。
結局この日は渡河する事ができなかったが、広忠は焦っていなかった。
敵の数は確実に減っているし、何度か追い返されたりしたが、日が落ちる前には対岸に辿り着く部隊も多くなっていた。
更に、百名程度ではあるが、平岩親重が対岸に橋頭保を築く事に成功した。
例え渡河で多くの損害を出しても、上野城の城兵はここに居る分でほぼ全てである事はわかっていたし、安祥城の部隊にしても、緒川城の救援や、上和田城の防衛にも兵を割かなければならないので、これ以上の援軍は無い筈だった。
しかも、事前の計略の結果、弾正忠家の援軍も無い。
「朝日と共に渡河を再開する。左京進の部隊を援護しつつ進めば明日中に渡河できるであろう」
「非道ではありますが、逆に左京進殿の部隊を囮にする事で、本隊を安全に渡河させる事もできます」
本多忠豊ができるだけ平静を装ってそのように提案する。
「本隊に攻撃が向けば、左京進殿への攻撃が手薄になり、敵陣地の攻略が容易になりますな」
大久保忠俊がフォローを入れる。
「うむ。状況次第であるが、臨機応変に対応してこそであるな」
そうした非道な作戦も飲み込む度量が必要である事は、広忠にもわかっていた。
今回のような大規模な作戦ならば尚更だ。
絶対に負けられない戦いである以上、手段を選んではいられない。
上和田城の松平忠倫を暗殺した事もそうだ。
栄光は勝利と共にある。
正々堂々と戦っても、負ければ待っているのは嘲笑のみだ。
しかし翌日、広忠は、事態が自らの能力を大きく超えている事を知る。
相変わらず堅牢な防御陣地だったが、攻撃を繰り返す事で渡河に成功する部隊が、昨日より増えて来た。
堪え切れずに川へと引き返す部隊が殆どだったが、対岸に残る事ができた部隊も多い。
時間はかかるがこのまま押し切れるだろう、そう考えた広忠の下に、最悪の報告が届けられる。
「敵方に援軍! その数二千程と思われます!」
「なんだと!?」
ここに来て援軍。しかも、数が多い。
「馬印に織田木瓜紋! 総大将は織田信広です!」
「信広……!!?」
その名を聞いて、広忠は自分の中の血液が沸騰したかのような感覚に襲われた。
視界が真っ赤に染まる。
またか、また奴か!
「緒川城と上和田城を見捨てたのでしょう。ここで相手を釘付けにする事ができれば、上和田城の部隊が姫城を抜けて安祥城を落とすかもしれませんな」
「知多勢が三河に進出してしまうかもしれませんな」
明らかに様子が変わった広忠の傍に、忠豊と忠俊が寄り、そのように声をかけた。
信広が率いて来た数を考えれば、二人の意見は正しいように思われた。
「他の全てを捨てて、全力で当たらねば、殿には勝てないと認めたのでしょう」
忠豊のその言葉に、広忠も落ち着きを取り戻す。
「そうか……。儂をそれほど恐れるか……」
広忠の中で、遂に信広に対し精神的優位に立つ事ができた瞬間だった。
しかしそれも短い間の事。
信広は千程度の数を率いて、平岩勢を強襲、これを壊滅せしめた。
「おおおおぉぉぉぉおだ、のおおぉぉぶひろおおおおぉぉぉぉぉお!!」
気付けば、広忠は叫んでいた。
「殺す! 必ずうぬを殺す! そこで首を洗って待っておれ!!」
すぐにでも川に飛び込みそうな勢いの広忠を見て、慌てて忠豊と、息子の本多忠高が止める。
「儂の首を獲りたくば、陣地の中まで入って見せよ! ただし、その時其方の首こそ落とされる事になるがな!」
信広からも挑発が返って来た。
「言ったな!? 言ったな!!」
「まずは川を渡って参れ! 卯月の川は冷たいがな!」
そう言い残し、信広は部隊を率いて陣地へと入っていく。
「殺せ! すぐに矢作川を渡り、奴を殺すのだ!」
「殿、落ち着かれよ! あれは信広めの策にござる!」
「左様! こちらを逆上させて引き込むつもりでございましょう。数はまだこちらが上。時間をかけてじっくりと攻めれば、必ず押し切れます!」
忠豊達がなんとか広忠を宥めようとするが、しかし効果は殆ど無く、結局、無謀な突撃を繰り返す結果となった。
敵兵にも相当な被害が出た筈だが、松平勢の被害はそれを上回る。
明日もこの様子では、全部隊が渡河を終えたとしても、果たして防御陣地を攻略できるか怪しかった。
夜半から雨が降り始めた。
「これでは川が増水してしまう! やはり昨日のうちに渡河を完了しておくべきだった!」
本陣で広忠が騒ぐが、忠豊達はある意味で安堵していた。
雨で矢作川が増水すれば、それを理由に慎重論を説く事ができるからだ。
更に、信広の得意とする火薬戦法も使えなくなる。
焙烙玉一発でも、船底に穴が空けば、十人単位で兵が失われる。
舟が無くなれば、渡河は事実上不可能になる。
ならばこの雨は、松平にとって味方である筈だった。
翌日、広忠は説得に応じ、舟や筏での渡河ではなく、船橋を築く事に賛同した。
「敵が火薬を使えぬ間に少しでも前に進まねばならぬ!」
広忠のその言葉を受け、一刻さえも惜しいと、朝餉も食べずに松平勢は船橋を作り始めた。
増水した矢作川に浸かり、更に攻撃を受けながらも、必死に船橋を作り続ける兵を見て、広忠は、松平の威光を再認識する。
多少の躓きはあったが、結局この三河を治めるのは松平しかいないのだ、と理解した。
昼を超えて、矢作川の半分を船橋が通過した頃、織田勢の防御陣地から本格的な攻撃が始まった。
それでも、松平勢は逃げ出す事もなく、誰かが矢を受けて川に沈めば、別の誰かがその場所を補い、ペースこそ落ちたものの、船橋の製作は続けられた。
この忠誠心こそが、松平家が三河の民に選ばれた証だと、広忠は満足気にその様子を見ていた。
その日は船橋が完成しなかったが、日が落ちる頃には雨が止んでおり、明日には川の水も引くだろうと思われた。
「明日こそ正念場だ。船橋が完成次第渡河し、敵陣地を粉砕する」
「「「おう!!」」」
事ここに至れば、家臣達も否とは言わない。
広忠の言葉に、力強く頷く彼らを見て、広忠は勝利を確信した。
夜の間にも製作を続けようと思ったが、相手からの妨害が激しく、結局断念した。
「しっかりと休ませた方が効率も上がるでしょう」
とは忠俊の言葉だ。一理あったので、広忠は採用した。
全てが上手くいっていると思っていた。
翌日には東広瀬城からの援軍が到着。
元々、東広瀬城には矢作川を渡河させて待機させていた。
船橋を作る事を決定した際、上流から筏を流されて破壊されないよう、南下を指示。
結局、彼らは別動隊と当たる事無く、防御陣地の北側に辿り着いたようだった。
しかも、調略をかけていた梅坪城も松平方として参戦した。
織田勢は北からの攻撃を防ぐために部隊を振り分ける事になった。
渡河部隊への攻撃が手薄になり、昼を前に船橋が完成した。
遂に、矢作川の両岸が繋がった。
「行け! 行けぃっ! 突撃せよ! 織田の陣地を蹂躙し、皆殺しにせよ!」
広忠が指示を出し、次々に松平勢が矢作川を渡り、防御陣地へと殺到する。
「長かった! だが、これでもう終わりだ! 勝った! 勝ったのだ!」
小豆坂の戦いに敗れてから三年。何度も煮え湯を飲まされてきた仇敵を、遂に打ち倒す時が来た。
その事実に広忠は体温が上がり、胸が熱くなるのを自覚した。
興奮状態となって、自らも敵の陣地を目指して駆ける。
だが、事態は既に、広忠の能力で対応できる範囲を超えて動いていた事に、彼は気付いていなかった。
「な、なんだ!?」
突如響いた轟音に、一瞬、部隊の勢いが止まる。
何事か、と周囲を見回すと、敵陣地の直前で、馬や人が倒れているのが見えた。
「見たか! あれこそ南蛮よりもたらされた新兵器、鉄砲である! 鉛の玉を目にも止まらぬ速さで撃ち出し、敵を射殺す武器だ! その玉は一町を飛び、矢盾も甲冑も貫くぞ!」
続いて響く信広の声。
そんな馬鹿な、と思いつつも忠豊を見た。彼は無言で首を振った。
そんなものはないという意味ではなく、知らない、という意味だった。
更に響く轟音に、陣地の北側に布陣していた梅坪、東広瀬勢がバタバタと倒れていく。
「まさか、本当にそんな兵器があるのか……!?」
「援軍だと!? どこの軍だ!?」
「織田木瓜の旗が見えます! おそらく、弾正忠家の兵かと……!」
「美濃で手一杯の筈では!?」
未知の兵器への恐怖と、来ない筈の援軍の登場に、松平勢は混乱が広がっていた。
「お、鬼だ! 鬼が出たぞ!」
「ひいっ! お、おたすけー!」
「そうだ! 儂こそは地の底より出でし戦の鬼よ! 儂に討たれた者は極楽へは行けぬ! 地獄へ落ちると覚悟せよ!」
陣地を飛び出して来た信広に、兵が恐れ戦き、逃げ始める。
陣地から奇妙な歌が聞こえて来て、それが混乱を助長させた。
「全てが、上手くいってる筈だったのだ……」
士気が崩壊し、逃げる兵が出始めると、その場に留まり、戦おうとする兵と揉み合いとなり、まともな戦闘ができなくなっていた。
織田勢が気勢を挙げながら、次々に陣地から飛び出て松平勢を圧倒し始めた。
それが更なる混乱を呼び、戦線を崩壊させていく。
「殿、撤退の指示を! このままでは全滅してしまいます!」
忠俊の言葉に、広忠は我に返った。
撤退。つまり自分達の負けだ。
負ける? また負けるのか?
だが、撤退したとしてどうなる? 今回は総力戦だった。負ければ、松平家にもう後は無い。
今川も、松平一門も、三河の民も。
誰も広忠を助けてはくれないだろう。
広忠は全てを失った。
ならば。
失うものは、これ以上は無い筈だ。
「五郎右衛門は将兵をまとめあげて撤退せよ」
「は!」
広忠の命令を受け、忠俊が駆け出した。
「殿も、お早く!」
「否、儂にはやる事がある」
忠豊に撤退を促されるが、広忠はそれを拒否し、槍を握って前に出た。
「最早松平家は終わりだ。少なくとも、二度と戦う事はできぬ」
「殿、そのような事は……」
「儂が当主である限りな」
広忠は言いながら前に進み始めた。彼の目は、戦場にて暴れる大男しか映っていなかった。
「儂が死んでも竹千代が居る。松平宗家の跡取りだ。其方らが盛り立ててやれば、松平家はまだ生き残れる。この五年の無能は、全て儂が引き受けていく故に」
「殿!」
三河の民が望んでいるのは松平家の統治だ。
その当主が、広忠である必要は無い。
その考えに至り、広忠はむしろすっきりとした表情を浮かべるようになった。
簡単な事だった。
自分は何を難しく考えていたのだろう。
負ければ死ぬ、ただそれだけの事だったのだ。
後継に託して逝くだけで済む話だったのだ。
「吉左衛門、殿を止めよ!」
「は、はい!」
忠豊に命じられ、忠高が広忠を羽交い絞めにする。
「ええい、離せ! 儂はもう終わりだ! せめてその前に、あの異形の虎だけでも討ちとらねばならぬ!」
「なりませぬ! 殿はまだ松平家に必要なお方! ここで命を散らす必要はございませぬ!」
「馬鹿な! この敗戦で民心も離れるわ! だからこそ、この死をもって繋ぎ止めねばならぬ! でなければ、岡崎勢は滅ぶ!」
「そのような事にはなりませぬ! 松平の家臣も、三河の民も、殿の成長を知っておりますれば!」
「嘘じゃ! ならば何故儂は信広に勝てぬ!?」
「! ……御免!」
広忠の悲痛な叫びに、忠豊は答えられなかった。代わりに、槍の石突で広忠の腹を強く突く。
「ぐ……」
気を失い、広忠は忠高の腕の中でぐったりと項垂れた。
「吉左衛門、殿と松平家を頼む。平八郎の名はこれから其方が名乗れ!」
「父上! ご立派な最期を……!」
「当たり前であろうが! 儂を誰だと思うておる!」
そして忠高は広忠を担いで撤退し、忠豊は信広と一騎打ちの末に討死した。
「本当に、ここで鉄砲を撃っているだけで良いのですか?」
激戦が繰り広げられている矢作川河原から北西の丘に、弾正忠家は布陣したまま動かなかった。
時折、鉄砲を撃つだけだった。
「おれたちは ここにいるだけで あにうえのたすけとなる」
平手久秀の問いに、信長はそう答えた。
久秀は続きを待ったが、それ以上の説明は無かった。
「援軍が来ない筈の織田勢に援軍があった。これだけでも松平勢の動揺は大きいでしょうな」
久秀と違い、信長の言わんとするところを理解した、援軍の総大将である山口教吉の言葉に、信長は頷いた。
「おれたちがいることで、きたのぶたいは うごくことが できぬ。あとは まつだいらの ほんたいが てったいするまで まてばよい」
自分の考えを理解した教吉に気を良くした信長が、更に言葉を繋いだ。
陣地の北に布陣する東広瀬、梅坪城の部隊は、陣地に攻めかかれば弾正忠家に背後を突かれ、弾正忠家を攻撃しようとすれば、陣地からの反撃を受ける。
彼らは動く事ができなくなっていたのだ。
「大将、松平が撤退していきますよ!」
「おお、五郎三郎様すげぇ! 敵をどんどん倒してる!」
久秀に率いられている筈の、信長の家臣達は単純に本格的な戦を目にしてはしゃいでいた。
遠くからでも、信広の大きな体躯はよく目立った。
「吉法師様、いかがなさいますか?」
彼らが指摘するように、松平勢が撤退を開始したのを教吉も確認し、信長に指示を仰いだ。
父、教継に代わって援軍の総大将を務めている教吉だが、弾正忠家内でも立場で言えば、信長の方が上だ。
「おれは ここには おらぬ」
一応気を使った教吉に対し、信長の答えは素っ気なかった。
初陣を果たしていない信長がこの場に居るのはまずい。そのため、信長は居ないものとされている。
信長自身、悪ガキで形成された家臣団を率いて、野盗などを相手に実戦は経験している。
だからこそ、初陣というものは、儀式的な意味を強く持っていた。
当主の許可を得ていないどころか、当主が知らない戦場で初陣を果たす訳にはいかなかった。
「…………」
「…………」
それ以上信長が何も言わないため、教吉も何も言えなかった。
微妙な空気が漂う。
「た、大将、見てるだけでも面白いんですが、やっぱり、その……」
空気を察した信長の家臣がそう進言した。
「おれは ここには おらぬ」
しかし信長の答えは変わらない。
「そうだいしょうは くろうじろうであるゆえ すきにいたせ」
続いた言葉で、教吉はようやっと、信長から『許可』が出ていた事を理解する。
教吉にしても、久秀にしても、生粋の武士の子であるため、戦で手柄を立ててこそ、という思いが強い。
信長からしてみれば、ただ居るだけで、信広の窮地を救った、という手柄を得られるのだから、わざわざ危険を犯す必要は無かった。
それは嫡男であり、具体的な手柄首を必要としない信長と、家臣でしかない彼らの立場の違いでもあったのだが、信長はそこには気付かない。
だたそこ居るだけで手柄となるのは、山口家の鳴海城と同じなのだが、教吉はやはりまだ若いという事なのだろう。
それでも信長が許可を出したのは、同年代である信広があれだけの活躍をしているのを見て、教吉や久秀に思う所が無い訳が無いという事も理解したからだ。
「山口隊はこれより、防御陣地北に布陣する、梅坪、東広瀬城部隊へ突撃を仕掛ける! 手柄を欲する者はついて参れ!」
「九郎次郎殿、お供いたします!」
「五郎右衛門殿、頼りにさせて貰おう!」
そして彼らは意気揚々と、丘を降って行った。
山口教吉は生誕年不詳ですが(父親の教継もですが)、信広と同年代の久秀と一緒に居るので、折角なので教吉も同年代に設定しました。
天文14年時点で、信広は21歳。久秀も21歳。なので教吉も21歳とします(大永5年生誕)。ご了承ください。