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強く生きる豆  作者: 寝夢猫
4/5

~第四豆~

守り主に送ってもらった場所は、とても綺麗だった。

豆森の洞窟みたいにキラキラとして、その真ん中に神殿がある。神殿までは小道を描くみたいに光が浮遊している。

「あそこに、小豆姫が……?」

僕は光に釣られるように神殿へと足を踏み入れた。


神殿/1階層

「わぁ。ここは祭壇かな?」

神殿の中は蒼い祭壇が奉られていた。

「お祈りしよう。」

僕はお祈りしてから、探索を始めた。

___数時間後。

「あれ?こんなところに案内地図がある。えっと?神殿の中は気を付けて探索をしてね♪by守り主16045歳の頃創設。」

…………守り主は何歳なんだろう。

「今のところは一階層に居るのか。一番深いのは……」

僕はそこで声を失った。だって、最深階層は16045階層って。守り主の年齢と伴ってるのか。

「どどどっどうすればいいの!?一番深い階層が!ぁわぁぁぁ、あんなに深いとかぁぁ!」

あたふたしてたら、何処かの窪みに足を踏み入れた間隔かんかくがあった。

「んん?」

もう一度何処かの窪みに足を踏み入れた間隔べつのじめんを探ってみる。

「あった!ここだ!」

迷わずその何処かの窪みに足を踏み入れたそしたら、スカアッと

「ふぇ?」

モンスターに囲まれてた。


神殿/100階層

*#%@&"-@&!ョフジュヴ%_&*ィ$"&*<^<&)!^&"_ァヴ

グルルルゥ

「も、モンスターの巣窟だぁぁぁ!」

〔豆族!〕

フブルルルルゥ

〔美味しそう!な豆族!〕

〔久し振りのえもの!〕

モンスター達がソイ太郎めがけて口を大きく開けて狙ってきた。

〔いただきまぁぁす!〕

っがりィィィ!

〔!〕

パリーーーン

〔!!!〕

〔!!?〕

グルルルルルルゥガァァァ

〔歯!歯がぁぁ!〕

説明しよう!

ソイ太郎は自分では気付いていなかったが!日々の修業で鍛え上げた体の固さ、実はリアルで言うダイヤ(こっちでは光豆の王様って言われてます)並みの固さなのだ!故に思いっきりかんだら、そりゃ、歯が欠けるよね♪あと、ソイ太郎はモンスター達が言ってる事はサッパリわかってないよ!

〔なんだこいつ!固くて不味い!〕

ペッペッ!っと吐き出された

「……なんか?助かった。ベットリしてるぅ。」

〔コイツ!危ない!〕

〔間違えて光豆の王様食べたくらい危ない!〕

〔コイツ、見た目弱い癖に固くて食えない!〕

「???」

〔恐ろしい子豆!〕

「まぁ!いいや、早いところ次のじめんを探そう。」

〔この子豆、なんか、面倒!〕

〔面倒だ!コイツ、捨てろ!〕

〔わかった!捨てる!〕

「っわ!わぁぁぁぁ!」

〔簡単!ここだ!〕

「ぁぁぁあああああ!!!!」

ソイ太郎はモンスター達から捨てるという意味で次の階層へ進んだのであった…………。


神殿/300階層

「……来たな。」


「うわぁぁぁぁぁ!」


「ッフ、待っていたぞ!挑戦者!さあ、この、世界を統べる宝玉を求めた愚かな豆よ!我!カンタry」


「ぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」

ばいーーん!

「え!ちょっと!むしぃしないでぇー!!」


神殿/1000階層

「うわぁぁぁぁぁああああああああ!!!!」

ッバシャーン!

「ガボガボアボガボブグブクガボ…………」

「きゅーん?」

「ブグッグゥ。」

「クルルぅ……マメンッ!」


…………わぁー♪ふかっふかぁー。あったかぁーい♪遊んでたいなぁ。でも、眠いなぁ。って、なんか水が出てきたぁー!?

出てきた水がソイ太郎を飲み込んで…………。


「っは!……気絶してたのか…?」

「っきゃん!」

「うわっ!なにコイツ……?」

「……きゅーん……マメンッ!」

「豆犬?」

「マメンッ!」

「おおー!レア動物!」

「きゅーん?」

「可愛い!」

「?……マメー?」

「にしても、凄い深いところに来たなぁ。」

窪みを探そう。

「マメンッ!」

「ん?」

「マメー!マメマメ!マメンッ!」

「ここ?ここがどうしたの?」

覗いてみたら……

「マメンッ!」

ドンッ!

「え?」

突き落とされた。豆犬に。

「ええぇぇぇぇ!!?」


神殿/6045階層

「豆族がきたな。」

「……」

「とりあえず、潰して置け。」

「了解しました。主様」

「しくじるなよ」


…………ぉ……

なにか聞こえる。

…………に…は……………が

ソイ太郎はゆっくり目を開いた。

…………死ね。

「ッ!!!」

「……ッチ。かわしたか。」

「君は誰?」

「我は主様に従うただの僕……いや、奴隷に過ぎない。」

「…………は?」

「主様は高貴な御方!お前のような大豆族などが主様に楯突くなど、片腹痛い。」

「…………」

(あ、豆犬だ。目キラキラして、腰がフリフリしてる。攻撃体制だ。)

「大体お前は主様の計画の素晴らしさが何故わからぬ?」

「…………マメンッ!」

「ごぶっ!?」

「あ…………」

「豆……犬………だと??」

……何か何処からか豆犬が現れた、そして、良くわからん奴にぶつかって、オチテッタ。

「……豆犬つぇー。」

「マメンッ♥」

「よーしよーし。イーコイーコ。」

「きゅーん?」

「可愛いなぁ。」

「キャン!」

「さて、次に行くか。」

「マメンッ!」

「え??」

なんで僕もーー!?


神殿/16000


「あわぁぁー!」

〔?何か降ってくるぞ?〕

ガチィーーーン。

〔ぁがぁがあーーー!?!?〕

「イテテテ。またしても豆犬に落とされた。」

「マメンッ!」

「お前も良く付いてくるなぁ。」

「クルルぅ?」

「まぁいいや、次いこ?」

「マメッ!」

「お前良く窪みに落とすよなぁ♪便利だ」

「きゅーん。マメンッ!」

「ぅ?」

豆犬が伏せた。その先には……豆犬bossがいた。


神殿/最下階層


『くへへへ』

「放してくださいましっ!」

『くへへへ。』

「さっきからくへへへとうるさいですわ!」

『小豆ちゃぁーん?ちゅぅー♥』

「うぅ。きっ気持ち悪いですわっ!」

『うへへへぇ、恥ずかしがりだぁねぇ。』

(吐き気しか感じないですわ)

『マメーーーーンッ!』

『!?』

『マーメーーンッ!』

「小豆姫ぇーーー!」

「!」

「はぁぁぁーー」

『ちょっ!こっちくんなー!』

「くらえ!光豆の王様ロケット!」

説明しよう!光豆の王様ロケットはソイ太郎の頭突きである!急所に当たれば一発でアウト!ぺちゃんこだ。


そんな、狂気のロケットは犯人の一番大事な急所を打った。


『お、ぐぅ、ぅ』

ぱたりと誘拐犯人はたおれ、その上から豆犬bossが豆犬bossの糞尿を……見てられないね。

僕は小豆姫の目を隠して、無事に救助した。

最終戦がアッサリ終わってしまった……

次回(?)

冒険の後。

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