任務
すると「京ちゃんやっぱり平気ー」と
さっきの年配の女性がいうと扉を開けかけたがすぐ戻し
京ちゃん「はぁーい」と
いってまた戻っていった。ひと安心すると無線で
「もうすぐだ停電を起こすときにまた連絡する。
ターゲット一人到着。」
とライズから
ちょっとしてから「児玉さまこちらどす~」
児玉「あーーありがとう。先生は?」
女「もうすぐやと思われますが」
児玉「あーそっかじゃー待っときます。」
女「なにか先に呑まれますか?」
児玉「来てからでいいよ。」
女「かしこまりました。」
といい襖を閉めた。
約10分ご・・・
襖が開き
ざざざー
男「おーーーこだまくん。すまんすまん遅くなっていまい。」
と入ってきた男がいう。
大柄な男でスーツを着ている。汗なのか顔全体にてかりがある。
人相は意地が悪そうな感じの顔。加齢臭がしそうな感じだ。
児玉「中島先生すいませんわざわざご足労を」
中島「いやいやまぁーまぁーとりあえず呑もう。」
児玉「そうですね。おーーい」
と言うと
女「はい」
児玉「はじめてくれ」
中島「とりあえずbeerを早く持ってきてくれ。」
女「はいっ」
といい女は出ていく。
入ってから15分で停電になる予定。ボディガードというか付き人は
縁側にたっている辺りを見渡しているがこの国では安全が当たり前なのでどことなくしまりがない感じだ。
女「お待たせいたしました。」
といいbeerを持ってきた。冷たく冷えていて飲んだ物ののどを潤しそうなくらいグラスは温度差で曇っていた。
そこに児玉が「先生先生おつぎいたします。」
中島「おうすまんなぁー」
ドクドクドクとグラスに注がれる。コップを斜めにつがれ上手だ。
中島「おうおういいよー児玉くん今度は私が」
と言うと
児玉は「いやいやそんな滅相もないです」
中島「そうとは言わずほら」
児玉は恐縮してグラスを差し出す。
児玉「申し訳ないです。」
頭が上がらないようすだ。
そんなことを感じながら俺は聞いていた。
中島「それとは別に話とは?あの話になにかしんてんが?わかったのか場所が」
中島は行きなり険しい顔で児玉に聞いた
児玉「それがあのときの長男が日本入りしたんです」
中島はbeerを飲む手を止めた。そして児玉を睨んだように見る。
児玉はすかさず
児玉「僕の知り合いの情報筋からのものです。」
中島「そっかーでどこにいるんだ?」
児玉「それが足取りはつかめてないのですが」
中島の顔が曇った
中島「児玉くんそんな事のために私を呼んだのかね?
」
児玉は焦った顔をしながらいった。
児玉「いやしかし日本にいるということ生存してるということは大きな希望です。ですから中島先生のお力であらゆる機関を使って探していただきたく思い。警察もほぼほぼ捜査は行ってないと思います。」
中島「やつが本当に知っているのかね?あの場所を?」
中島は更に迫った顔で児玉をにらむ
児玉はまた焦りながら
児玉「間違いありません。15人は知らなかったのか吐かなかった。残るはやつの息子のみ。しかも死んだと思われたやつは生きている。間違いなくあいつは息子に全ての情報をいってるはずです。今こそみつけあの場所をはかせましょう。」
中島「本当だろうな? 息子が知っているんだろうな?
」
児玉「間違いありません。そのための日本に帰国だと思います。」
中島「それは考えられるが。やつに採掘される前に何とかせねば
わかったやつの足取りを探させる。」
なんの話かはわからなかったが耳を済ませて聞いている。
時間がもう少しで15分になろうとしたときだった。
無線で
ライズ「停電カウントダウンに入るdレミーいいか
321」
バサッと電気が消える。
襖をそーっとあける隣の部屋からの灯りはこぼれていなかった。押し入れからでる。隣の部屋を繋ぐ襖に向かう
児玉「うんっ?」
中島「どうした?」
縁側にいた男が襖を開けた
中の様子を見る。すると通路側の襖が開く
レミー「お客様申し訳ございません。停電になってしまいましたがすぐさま灯りは回復しますのでご安心下さいませ。
それとこちらが前菜です」と
仲居の格好をしたレミーがいう
綺麗に髪をまとめあげすっかり仲居に馴染んでいた。
料理を運ぶ。
すると児玉が
児玉「おいおい料理が見えないではないか」
レミー「お客様明かりがついたらなおさらお料理が光に照らされ美味しく見えますよ。」
といってのけた
それには中島も
中島「あーははははーっっサプライズかうまいこというもんじゃ」
中島はガードマンを見て大丈夫だというように頷く。
ガードマンは中島の顔を見て襖を閉めた。
児玉「こんなこともありですな」とbeerを呑む
レミーは料理を置いてお辞儀をして部屋を出る。
今度はゆっくりと部屋と部屋を繋いでるdのいる部屋の襖が開く
ざざざー