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エクセリオン  作者: 結城刹那
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寛樹VS結

ついに、隣国『フィアニス』がセレウス領内に侵攻してきた

そして、戦場で見かけるのは同じクラスメイト…シリウスの二人が戦場でついに相まみえる


「寛樹様…伝令の話によると明日正午頃付く…とことです」

アリアが神妙な顔で寛樹に話しかける


「そうか…いよいよ、明日か…」

寛樹はプログラムを構築しながら話を聞いている


「寛樹様は怖くないんですか?」


「怖いか…この世界の男はどう思うかわからないが、俺の世界は平和だから誰もが怖いと思うだろうな」


「そうですか…私は怖くて不安です…兵士の皆様は私の命令はすべて聞いてくれます…どんな理不尽な命令でも…私は誰にも死んでほしくありません…」


「まぁ、兵士にとっては主の命令は絶対でそして王のために死ぬ覚悟をしてるからな…」


「はい…寛樹様にも一つだけ命令します」


「あぁ、俺はお前の使い魔だから命令は受け付けるよ」


「絶対に無事に私のもとに帰ってきてくださいね…」


「あぁ、わかった」


そんな話をしている同時刻:はるか&ティオの部屋


「ねぇねぇ、ティオちゃん。レンの調子はどう?」

ティオに整備を頼んでいた


「うん。大丈夫問題ないよ」


「yes no problem」


「そっか~明日はパパのお手伝いをめい一杯しなくちゃいけないんもんね」


「うん。お兄ちゃんのデバイスはメンテしなくてもいいのかな?」


「パパは自分で出来るし、それにミクもリンもルカも自分でメンテが出来るから大丈夫だよ」


「そうなんだ…知らなかったよ。…よしっとメンテ終わったよ」

はるかに髪飾りを渡す


「ありがとう。ティオちゃん。そういえば、ティオちゃんの武器ってやっぱり魔法?」


「うん、そうだよ。私はこの魔道杖で戦うのが基本だけどね」

そう言って、杖を取り出す


「すっごいね~これもティオちゃんが作ったの?」


「そうだよ。私が初めて作ったものなの」


と雑談をしていた


一方:メイの部屋


「明日は怪我人が一杯出るから治療魔法以外にも薬を用意しなくちゃね」


バタバタとしていた


一方:フィアニス陣営:結の天幕


「いよいよ…明日…戦争なんだ…そういえば、結城君が突然消えちゃったけどまさかこの世界に…ね…」


フィアニス陣営:フィアニス王の天幕


「クックック…いよいよ、膨大な魔力とアリア王女が私の手の中に…はっはははは」

ワインを飲みながら高笑いをしていた


次の日…


「者ども!国境はすぐ目の前だ!全軍!国境をセレウス城につき次第戦闘開始だーーー!」


「「おおおおっーーーー!!!」」

フィアニス王が兵たちを鼓舞していた


「…私は私が出来ることをするだけ…」

杖を握りしめて呟く結


「特に結よ。お前には期待しているからな」


セレウス城


「皆様、いよいよです…私が出す命令は、たった一つです。誰も死なないこと…私は敵前逃亡してものでも罰したりはしません。なので、命に危険を感じたら迷わず逃げてください」


「「おおおおおっーーーー!!」」

アリアも鼓舞とまではいかないが激励をしていた


「アリアらしいな…」


「そうですね。 master」


「伝令ーーー!!敵大軍、国境を抜けまっすぐにこちらを目指しております!」


兵士が城門から叫ぶ


「魔法部隊全軍は敵魔法部隊を狙ってください。敵武装部隊は寛樹様に連絡してすぐにその場から退避してください」

メイが兵士に伝える


「…ルカ、ジャケットオン…」


「yes master shield jacket stand by read」

寛樹の服装が変わり、学ランからロングコートになる


「レン、こっちもジャケットオンだよ」


「yes master shield jacket stand by read」

はるかの服装も変わり、セーラー服からワンピースタイプの服になる


「はるか、行くぞ」

寛樹の体が宙に浮く


「はぁ~い」

はるかの体も宙に浮く


「寛樹様飛べるのですか!?」

アリアはおろかその場にいた全員が驚いていた


「まぁな。ティオはアリアの御衛を頼むぞ」


「うん、わかったよ。お兄ちゃん」


寛樹とはるかが空を飛んで消える


「セレウス城が見えたぞ!全軍攻撃開始!!」

フィアニス兵が詠唱を始める


「「我が手に宿る炎(氷、雷)よ! ファイア!(アイス!、サンダー!)」」

一斉に魔法がセレウス城に向けれ発射される


ドカン!パラパラ…全魔法が城の城壁に当たり黒煙があがる


「やったか?」


「何!?無傷だと!!えぇぇい、撃て撃て!撃ちまくれーーーー!!」


「無駄なことよの。全城壁に魔力対策してあるからの」


「「我が求めるは…炎(氷、雷) フレイム!(ブリザード!ライトニング!)」」

セレウス兵も一斉に詠唱し、魔法を放つ


「ぐわぁぁ!」「ぎゃぁああ」

フィアニス兵が次々に倒れていく


「くっそ…魔法対策は万全ということか…武装部隊に連絡!攻城兵を出撃させてくれと」


一方:寛樹&はるか


「あれは…はるか、お前は予定通り武装部隊をやっておけ」

寛樹が一時停止し、はるかに言う


「わかったけど、パパは?」

はるかも止まり寛樹に言う


「俺は、クラスメイトの相手をする…」

寛樹の目線を変える


「パパのクラスメイト?」

はるかも寛樹と同じ方向に目線を変える


「結城君にはるかちゃん…なんで、ここに?」

目線の先には結がいた


「なるほどな…フィアニスはお前と言う戦力を得たから戦争を仕掛けた訳か…」


「相手が結城君でも手加減は出来ないよ…」

杖を構える


「おあいにく様だな。こっちもだ」

銃を構える


「(銃?ミクじゃないの?でも、結城君は剣しか持ってなかったはず…)」


「(相変わらずの杖か…だが、厄介だな…別名、動く砲台は伊達じゃないか)」


「パパ…気をつけてね」

はるかがお互い武器を構えたのを見て、急いで武装部隊のところに向かう


「いくよ。ブランディッシュ…」


「yes master」


「『我が手に宿りし氷よ…刃となりて敵を貫け! アイスニードル』」


「ちっ!やはり、魔法を習得していたか。」

寛樹が手を前にだす


「protecshon」

手の先から魔法陣が現れ氷のトゲを防ぐ


「ブラン!」


「cartridge road 」


「ブラスター!」

杖から砲撃が発射される


「protecshon」

やはり、防ぐ


「(動く砲台か…まさに、そのままだな)」


「リン、ディバイドバスタースタンバイ」


「yes master cartridge road」

寛樹の足元と目の前に魔法陣が展開される


「あれは、ディバインバスター!?ブラン、全力防御!」


「yes protecshon devote」

結の目の前に魔法陣が展開される


「ディバイドバスター!」

寛樹の銃から薬莢が飛び出すと同時に砲撃


「くっ!…これは、ディバインバスターじゃない!?…ダメ…ふせぎきれない…」


「ミク!」

寛樹は一瞬で剣を取り出し結に向かって突撃する


「!」

結が気づいた瞬間、喉元に寛樹の剣が突き付けてあった


「私の負けね…」

結があきらめて杖をイヤリングに戻す


「…一様、拘束させてもらうぞ。ディバインド」


結の手に光の輪が出来拘束する


「パパ~武装部隊全滅させてきたよ~」

はるかが戻ってくる


「よくやったな。はるか」

近づいてきたはるかの頭をなでる


「えへへ~」

嬉しそうに眼を閉じる


「さてと、もう一仕事だ。はるか、一旦城へ戻るぞ」


「りょーかい~」


「結、飛べるか?」


「うん。一様ね…」


「なら、いくぞ」

三人揃って、セレウス城に向かう


「アリア様見て!お兄ちゃん達が帰ってくきたよ」

ティオが空を指差す


「本当ですか!?寛樹様、御無事で…」


「よっと…こっちの状況はどうだ?」

近寄ってきたティオの頭をなでながら聞く


「はい。こちらの被害はなく、敵陣営は既に崩壊し、降伏する者も出てきています」

メイが報告する


「そっか。なら、最後の仕事だな」


「はい…フィアニス王に負けを認めさせる…ですね?寛樹様」


「あぁ、それじゃ行くとしますか。アリアは俺に掴まれ、ティオははるかにメイは…結、頼めるか?」


「いいけど、これじゃうまく飛べないわよ…」


「わかってる…解除」

結の手から光の輪が消える


そして…アリアの圧倒的魔力の前で手も足も出なかったフィアニス王は負けを認め、自国に帰還していた。結の契約を解いて…


「それじゃ、始めるか『我、結城寛樹は氷室結と契約を結ぶ』」


「『我、氷室結は結城寛樹を主としここに契約する』」

二人が契約の言葉を言った後、結の手からフィアニス王との契約の証が消えて寛樹との契約の証が出る


「アリア。これでいいのか?簡易契約は?」


「はい。大丈夫です。簡易契約は本契約とは違って縛るものがないので自由なんです」


「その…アリア様。敵だった私を受け入れてくださってありがとうございます」

深々と頭を下げる


「寛樹様と友人なら誰でも歓迎ですから、お気になさらずにね?」


「はい。でも、ありがとうございます」


「メイ、結を部屋に案内してやってくれ」


「かしこまりました」

メイが結を部屋に案内する


「それにしても、随分な数が投降したんだな。アリアすまないが5万を武装兵としていいか?」


「かまいませんよ。でも、訓練は無理ですよ?」


「それは、問題ない。武器は魔法と違って教えるものじゃなくて体感するものなんだ」


「そうなのですか?では、私たちもお部屋に戻りましょう」


「そうだな」


寛樹達も自室に戻っていく



最近、忙しくあんまり更新出来てないのが現状です(汗)

ちょっとした、キャラアンケートを取ってみたいと思います

(1)今後、寛樹と戦わせてみたいキャラ

(2)寛樹と二人きりにしてみたいキャラ

(3)その他

結果は、キャラ紹介に掲載しておきます

https://twitter.com/←こちらのツイッターにアンケート出来たらお願いします

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