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エクセリオン  作者: 結城刹那
13/18

鋼の乙女部隊!?

寛樹がセレウス城から消えて、一か月 寛樹は火と水、風に土、氷と雷の精霊と契約していた

残すは光と闇の精霊のみ

寛樹は、シリウスで指揮していた部隊を召喚してみることにした。

はたして、召喚は成功するのか? 寛樹が指揮している部隊とは?

「…そういえば、あいつら元気かな」

寛樹がボソっと呟いた


「ん?あいつらって誰のこと?」

ミストが読んでいた本を置いて寛樹に向き合って聞く


「あぁ、シリウスで俺が指揮していた部隊だ」

ミストのデバイスの元になるぬいぐるみを待っている


「ふ~ん…ねぇ、その指揮してた部隊ってどんなの?」


「あぁ、まぁ言うより見た方が早いだろう」

ラナから出来あがったぬいぐるみを受け取りデバイスを組み込んでいく


「ねぇねぇ、こっちに呼んでみれば?」


「そうだな…(あいつらの修理や整備は俺がいればなんとかなるか。燃料は…一緒に召喚するか)」


「マスター、私は夕食の買い物に行ってまいります」

ラナが支度をしに自室に戻る


「あぁ、頼むな」


「…よし。出来た。ほら、ミストのデバイス」

出来たぬいぐるみを手渡す


「ありがとー。お兄ちゃん。ねぇねぇ、この子の名前はあるの?」


「いや、ないよ。それも含めて今から、登録する」


「うん。わかったけどどうすればいいの?」


「必要な部分は俺が一緒にやる。…セットアップ」

ミストの足元に魔法陣が展開される


「えぇっと…」

戸惑っている


「まずは、マスター登録からだ。自分の名前をフルネームでな」


「うん。マスター登録」


「yes name please」


「ミスト・ヴァン・ジルエット」


「misuto van ziruetto registation」


「次は、そのデバイスの名前を決めるんだ。正式名はキルシュバオムだ」


「ドイツ語で桜か~…よし決めた♪個体名登録 サクラ」


「yes registation sakura」


「それくらいかな。あと、しゃべり方も変えられるぞ?」


「じゃあ、柔らかい感じで」


「yes」


「あと、日本語で話してくれるかな?」


「了解です」


「それで、終わりだ。キルシュ、登録終了」


「了解」

ミストの足元の魔法陣が消える


「さてと…呼んでみるかな」

寛樹の足元に複数の魔法陣が展開される


「えっと…こっちは、クロイツ式でこれは、アイト式…お兄ちゃん?一体いくつの魔法を?」


「ざっと、10そこらかな」


「凄っ!?」


「…ミク、リン、ルカ制御を頼む」


「yes master」


「我、ヒロキ・ヴァン・ジルエットの名において命ずる。かの世界から召喚せよ」


「…サモン」


「えっと?ここは?」

戦闘機の翼をつけた女性やら複数の人が立っていた


「よう。久しぶりだな」


「隊長!?一体どこにいたんですか?」

複数の女性やら少女を代表して一人の女性が話す


「えっと…いろいろあってな。それより、俺がいない間に何かあったか?」


「特に問題ありませんでしたよ?隊長さん」

違う女性が話す


「そうか。それじゃあ、いろいろ説明していく。質問は説明の後だ」


かれこれ…説明すること、10分


「…と、いうわけだ。質問は?」


「大丈夫です」

代表して一人答えた


「そうか。…ルカ、みんなをあそこへ」


「了解です。マスター。では、皆さんこちらへ」

ルカが擬人化して召喚された女性を部屋に案内する


「ねぇ?お兄ちゃんあの人達がお兄ちゃんが指揮してた部隊の皆さん?」


「あぁ…まさか、全員が一か所にいるとは思わなかった」


「後で、それぞれに自己紹介してもらうよ。彼女たちは、鋼の乙女って言って兵器の能力に人間の思考に心を併せ持つ子たちだ」


「でも、お兄ちゃん召喚してどうするの?」


「…精霊たちが言ってたんだが、どうやら魔族が侵攻してくるらしい」


「と言うと…その、魔族から守るために?」


「あぁ」


「それより、お兄ちゃん。私に剣術教えてよ」


「なんでまた?」


「うん…自分の身は自分で守りたいからね…それに、お兄ちゃんの役にも立ちたいし…」


「…まぁ、自分の身を守れる程度になら教えてやる」


「やったー!じゃあさ、じゃあさ今からやろ?ね?」


「ったく…しょうがないな…」

ミストに促されて多少表情がほころびながら外へ出ていく



誤字、脱字があります。

気付かれた方は生温かい目で見守っててください

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