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微話  作者: 歌川 詩季
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◇91◇朝礼改革

 たいていチャペルで、礼拝を兼ねていたので。

 あんまり、朝礼の記憶がありません。

 学校の朝礼ありましたよね。


 各クラスの生徒たちが、縦一列に並んで。

 朝礼台から、その(いく)つもの列が、一望できます。



 あれ? 生徒たちはそうですが。


 先生たちってどうしてました??


 私のところは、朝礼台の左右に、横一列で並んでました。


 前はならえもせず。

 歴代ヒーロー、全員集合みたいに。


 んんっ、ちょっとこれ、今回は変えてみませんか?



 ほら! 先生たちも。


 生徒たちみたいに、縦に並んでみましょう。


 はい、まっすぐ並んで。


 前へならえ!

 手を肩の高さに、まっすぐ前へのばしてください。

 ただし。手首は立てず。

 指をそろえて、まっすぐにしたまま。てのひらをしたに向けてみましょう。

 んで、ジャンプ。

 ぴょんぴょん、はねてみましょうか。


 うん、いいかんじ。


 つぎは、おでこにおふだを()っていきますからね。



 はっ! いけない!!



 これ、教師ぢゃなくて、キョンシーだ!!!

 キョンシーだったら、事件の予感。

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― 新着の感想 ―
[気になる点]  教師たちは誰の号令に従ってぴょんぴょんしているのでしょうか? [一言]  上から見るとちょっとかわいいかも。
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