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微話  作者: 歌川 詩季
9/165

◇9◇トランプのスートが、ひとつ欠けたら[4コマ漫画つき]

 CPU対戦しかやりません。

 トランプの四つのスート(マーク)。


「スペード」

「ダイヤ」

「ハート」

 そして——「クラブ」とも呼びますが、ここではあえて「クローバー」としましょう。


 四種というのが、やっぱり、多過ぎず、少な過ぎず。

 ゲームには、適しているということかと。

 かりに、そのうちのひとつ。

 そうですね、「クローバー」をとっぱらっちゃったとします。


 神経衰弱は、奇数である三つのスートでは、余りが出ますし——まあ「余り」込みでも、ゲームは成立しますが。

 ババ抜き、なんかは、もうひとつとっぱらって。スートふたつでやらなくちゃ、いけないでしょうね。

 ポーカーも、フラッシュが出る確率は高まるものの。フォーカードもなくなり。役の強さと、つくりやすさがアンバランスになってしまうはず。

 他のゲームでも、おおかれ、すくなかれ。支障がうまれ、調整が必要なことと思います。



 そんな、三つしかないスートのトランプ。

「スペード」「ダイヤ」「ハート」だけのデッキを、旅行や、お泊まり会に持って行ってしまったとしたら⁈


 彼らは、そのとき。

 どんなたいへんな思いをして。どんな工夫をして、トランプを楽しんだのか。

 きっと、愚痴(ぐち)まじりに。あなたに語ってくれることでしょうね。



 苦労話(くろうばなし)(=クローバーなし)を。



挿絵(By みてみん)

 友達いないので。

 オンライン対戦も苦手です。

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― 新着の感想 ―
[一言] 毎回オチに「こうきたか」、と思わされます 偶数必須のゲームは、すべてのスートから「9」を1枚ずつ抜けば、大体成り立ちます。 七並べだけは13か1じゃないと困りますけど。 「下らない(9た…
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