表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
微話  作者: 歌川 詩季
74/165

◇74◇輝きの内に宿すもの

宝石、持ってません。

 好きな宝石ってありますか?

 ダイヤモンド? いや、たしかに硬くて、高価な宝石ですけど。

 私が好きな宝石は違います。

 硬さや、高価さがポイントではなく。その宝石の内に秘められているもの——それが私を魅了するのです。

 何が秘められているかって? それは、いろいろでしょう。

 なにせ、多くの人間が。歴史上、宝石の内に秘められたものに魅了されて、いろいろやらかしてきたんですからね。

 宝石のあの色鮮やかな色は、その内に秘められたものが(あら)われた色なのです。


 そして、私が惹かれたのは「炎」。

 宝石の内に燃えている炎——私は、それに魅了されてしまいました。

 ここまで言えば、おわかりですか?

 ルビー? ……ううん、あの赤色は炎を思い起こさせますが、ちょっと違います。

 じつは、私が魅了されたのは青い炎なのです。


 その内に、炎を宿した青い宝石、それは——



 サ「ファイア()」です。


 青く燃えております!!

 額に埋め込んでもおりません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言]  宝石。同じく持っても埋め込んでもいませんが、図鑑とか見るのは好きでした。  青い炎。どうしても色違いのポニータが頭に浮かびます…。
[一言] 興味あるガスの炎はあります。いわゆるガスコンロの。 ちょっと不思議でした。青い炎です。 プロパンだのと酸素の化学反応の 途中でできる分子が青く光るそうです。 内側と外側が違う分子で少し青さが…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ