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微話  作者: 歌川 詩季
63/165

◇63◇繰り返す、これは訓練でしかない!

 消化器、使ったことないです。

 消防訓練ってしてますか?


 いざ、火事となったとき。慌てないために。


 いや、慌てはするんですけどね。

 それでも、きちんと対処できるように、訓練しておくのはいいことだと思います。


 避難もそうですけど。

 ちゃんと、消化器を使えますか?


 逆巻く炎を消すために、消化器片手に立ち向かうなんて。いきなりできるものじゃあ、ありません。

 やっぱり、訓練しといたほうがいいって思いますよ。


 では、レッツ・トライ!


♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪


 はい、火を用意しました……けど。



 ぼわわっ



 うん、キャンプファイアくらいの炎ですね。

 まあ、最初はこんなもんでいいでしょう。


 さあ、消化器を……って、あれ?


 どこまで、遠く離れてるんですか?? いくらなんでも、そこまで離れてたら、消化器、届きませんよ!


 え? 火が怖い?

 いや、わかりますけど、キャンプファイアでも、もうちょっと近くに輪をつくるでしょ?


 ……無理?


 ……ふぅ。やれやれです。


 せっかくの消防訓練だというのに。


 収穫といえば、火の怖さを確認できたくらいですか。


 そういう意味では、発火に対する警戒心を高められたとはいえ「消防」としては——



 しょぼっ!!!

 布のすべり台みたいなやつ。

 上の階から地上に逃げるためのやつは、やったことあります。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 消火器訓練はやったことがありますね。 ピンを抜いて中身の水を出すだけの訓練ですが…。 実際に使うことがないようにしたいですね。
[一言] 火、少し怖いです。 仕掛け花火は、腰が引けます。 線香花火は、好きです。飽きません。
[一言] ボヤボヤしてたらゼンショウしちまうぜ?w
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