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微話  作者: 歌川 詩季
56/165

◇56◇絵にも描かない真っ白さ

 かけます。

 邪道という声は、存じております。

 それを承知で、かけたいという声も理解できます。

 でも、どうせかけるなら、思いっきりかけたい。

 カロリー気にして、手加減するくらいなら、ケチャップにしときますよ。


 焼きそばに。


 味つけがソースでも。

 醤油(しょうゆ)でも。

 塩胡椒(こしょう)でも。

 味噌でも。

 オイスターソースでも。

 

 たっぷり、うえからかけるのです。

 あの卵と酢の味がする、白い乳化調味料を。


 いえ、あれはすでに「調味料」ですらない!

「超魅了」ですよ!!

 あれなしでは、生きていけないかたも、どれだけいることか。


 そんなあれをおもう存分! ——かけたはいいのですけどね。


 いやあ、さすがにこれはやりすぎですね。


 オム焼きそばのように、麺が完全に覆われてしまっています。


 いや、食べますよ?

 食べますけども。


 いくら、まぜて食べたって。

 もう、卵と酢の味しかしない気が(汗)


 え? なんて言いました?

 この、すさまじい光景を見て、あなた、なんて言いました?


 地獄絵図?


 ああ、惜しいちょっと近かっただけに。


 ならば、お教えしましょうか。この惨劇の名前は地獄絵図なんかではなくて。



 マヨネ絵図(ーズ)です!!!

 からしマヨなら、さらにひどいことに。

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― 新着の感想 ―
[良い点] う〜ん、美味い!w 〉いえ、あれはすでに「調味料」ですらない! 〉「超魅了」ですよ!!  美味すぐるぅ〜♪ [気になる点] 好みの問題ではありますが、わたくすならば「魔世値」とか…
[一言]  焼きそばにマヨはわかるのですが。  作る立場からすると、かけるのを許せるかはモノにより、ですかね。  白和えは以前ポン酢かけられたので二度と作りません。  もう端から野菜と豆腐別々のま…
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