表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
微話  作者: 歌川 詩季
52/165

◇52◇シミだけをみつめてる♡

 気になりだすと、神経質になります。

 布や壁のシミって、目立ちますよね。


 それがなければ、生地や壁全体に目が行くはずなのに。


 シミがひとつあれば、それが気になって。

 もう、目がはなせなくなってしまうのでは?


 でも、それって。

 われわれが、気にしているからではなく。

 むしろ、シミのほうがわれわれに、気にしてほしがっているとはおもったこと、ありませんか?


 だって、顔みたいに見えたり、どこかの国の地図に見えたり。

 狙ってつくってるとしか思えない、奇妙なかたちをしたシミ、遭遇したこと、あるでしょう。


 そんなときは。

 シミのほうから、われわれに見てほしがっているのです。


 ほら、今も。

 あなたに、見てほしがっていますよ。



 See(見て、) me(わたしを) って

 衣服などのシミは、ついてすぐなら、歯磨き粉をつけたティッシュとかで、叩いてやります。

 こすっちゃ、だめ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ◇52◇シミだけをみつめてる♡まで読みました。 See me ↑これ、きまってますね!( *´艸`)
[一言]  目を逸らしたいです。  ぶどうやブルーベリーは強敵。  洗剤つけちゃ駄目ですよ。真っ青に染まりますから。
[一言] あとがき、勉強になりました〜♪
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ