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◇18◇赤貧の伝統音楽家
聴いてると、眠っちゃいます。
現在は、巨匠と讃えられている芸術家でも、その評価は、後世によるもので。
死後の高名にくらべれば、あまりに報われない生涯を送っていたかたたちも、少なくないといいます。
とくに、画家さん。
絵が、売れなかったり。
じぶんの絵を、手ばなしたくなくないがために、売らなかったり。
苦しい生活にも耐えて、描きつづけた。
その情熱と生きざまは、絵にまで塗りこまれていることでしょう。
では、西洋の伝統音楽家さんたちは、どうですか?
宮廷音楽家とか。
貴族だか、王族だかのおかかえだったり。
それなりに裕福な生涯を、送られたかたもいるという、イメージはあるんですよね。
だけど、私個人の印象なんですが。
やっぱり、西洋の伝統音楽家さんたちのなかにも。赤貧とたたかいながら、それでも、すばらしい楽曲をのこしてくれたかたも多いはず。
そんなジャンルの芸術だと思うんです。
好きですか?西洋の伝統音楽。
まさに、かれらの音楽こそ。
クラシック——生活苦ですものね!
メタル聴いてても、眠るや(笑)