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初級ダンジョンに再就職しました  作者: ペイペイシャ
1/3

薄れゆく意識のなかで

暗い。寒い。

全身から出血し、身動きがとれない。

意識が消えゆく中、誰かの声が聞こえたような気がした。


....

......

..........声が出ない。体が痛い。

目を開けるが光で目が眩む。少しずつ順応するが霞んで見えにくい。

見た事のない景色、記憶を辿り状況を整理する。

私はダンジョン攻略中に味方の攻撃に巻き込まれ瀕死の状況に陥った。

パーティー全員が私を見捨て逃げた。

その後の記憶が曖昧なままだ。


「先生!患者さんが意識を取り戻しました!」

「まだ、容体が安定していない状態のようですね。引き続き魔素の調整をお願いします。」


遠くで声が聞こえるがその方向すら向けない程に体が弱っている。

混乱とともに再び私は眠りに落ちた。




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