プロローグ
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単純です私。
死んだ?
さっきまでの俺は?
思い返してみると、俺は烈火(暴走族)に因縁をつけられ、仕方なしに喧嘩をしていた。
多分その時足を滑らせ、崖から転落したのを思いだしてきた。
生まれるつき鋭い目そして金髪、喧嘩っ早い性格。自分に向かってくるものを倒してきた。いつしか最強と呼ばれるように・・・
「柴田晴翔貴方はお亡くなりになられました。」
真っ暗な空間に一筋の光が見える。
俺はそこに向かって拳を振るった。
ボコッといい音が鳴り、喋った相手は吹っ飛んだ。
「いったぁぁぁぁ!!!ありえないんですけど、私一応神なんですけど!」
「なんとなく、やってみた。」
「歌ってみたみたいなノリで神様を殴ってきたの初めてなんですけど!一応女の子なんですけど!」
確かに立ち上がった女性は、この世のものとは思えない美貌の持ち主だった。
きめ細かな肌に、きれいな顔立ち、すらっとした手足。そして羽衣のようなものをまとっている。
極めつけにはそのきれいな白髪が目に一番ついた。俺とは対照的だ。
「もう、貴方現世で強かったからって少し調子に乗ってるでしょ?死んだっていうのにあんまし動揺してないしさぁ」
「いや、別に驚くほどでもなかったからさぁ。でどうなるの?俺は?地獄にでも行くのか」
生前俺は別に善行を積んできたわけでもなく、学校にも行かず。悪い連中とつるんで喧嘩ばっかりしてきた。だから別に何を言われようと別に混乱しない。
「ふんっある意味地獄に連れてってあげる、貴方は最強だったかもしれないけど、もう最弱よ。私の神様の顔を殴ったことを後悔することね!!」
「神様ってこんな性格してるんだ。」
「あんたの前だけだからね!勘違いしないでよねっ!」
「ツンデレってやつなの?」
「かーーカルチャーショック!あんたみたいなヤンキーはそういう単語覚えなくていいの!とにかくあなたには、別世界に行ってもらうからね!!!」
「生まれ変わるのか?」
「いいえ、そのまま。ただ剣と魔法、そして魔族や亜人がいるファンタジーな世界よ!私を殴った罰として、そこで最弱を味わうといいわ」
そこで俺は光に包まれた・・・
「ま、頑張りなさい。魔王討伐でもしたらまた考えてあげる」と最後に神様の声が聞こえた。