〜権力と圧力の対決の悪夢〜椿視点〜
別の人視点です。
りゅうちゃん・・・・私のこと好き・・・?
寝てるんだから答えが返ってくるはずないよね・・・・
ねえ、起きて?
後2分であたしは引っ越さなきゃならないのに・・・
お父さんが、破産なんてしなければここにいれたのかな。
あたしがもっといい子にしておけばここにいられたのかな・・・
とにかくしなければいけない事は分かってるの。
もう一度。
もう一度りゅうちゃんに会うために・・・
「椿。もういくぞ・・・・」
ああ、もういかなきゃ。
りゅうちゃん。
もう一度貴方に会うために立派な人になって戻ってきます。
それまで・・・まってて・・・
「天乃宮 椿です。よろしくお願いします。」
私は今、りゅうくんと同じ中学、亜李原中学の3-B・・・りゅうくんと同じクラス
にいる。
・・・そう私は転校して来たのだ。
なのにりゅうくんがいない・・・・
「先生・・・彩梓也君はどうされたのですか?」
「・・・理事長の孫につれてかれたらしいぜ」
おいおい・・学校の先生が正体を、しかもつれていかれたって・・・
大丈夫かよ・・・
「ま、彩梓也の隣にでも座っといてくれ」
チャンス・・・・
情報では理事長の孫がりゅうくんを婚約者にしようとしているはず。
相手はりゅうくんを想っている人がいると気づいていても誰かまでは無理だろう。
しかし、幼馴染の私は疑われているはず。
席が隣なら・・・
それに向こうが圧力で席を変えようとしても無駄・・・
明日・・・理事長は私の姉に変わるのだから・・・
私は生徒会長に・・・・
経済的な問題なら、今は彼女を上回っているから・・・
フフフフ・・・
次回は椿と璃紗サンの関係が明らかに・・・・。
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有難う御座います〜
これからも読んでくださいですw