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設定資料集置場

旧校舎のシュブニグラス【設定資料】

作者: フィーカス

【あらすじ】

 とある小学校の旧校舎では、不気味なうわさがあるという。

 特定の時間に、あることをすると、悪神が召喚できるという、七不思議にも似た噂。

 それについてちょうど主人公たちが調べていた頃、同じ小学校の児童が誘拐されるという事件が起こっていた。

 さらには、メイド趣味の先生が最近体調不良でずっと休んでいるという。

 ただ事ではないと感じた主人公たちは、前日にバットや塩コショウなどの武器になりそうなもの、食料などの下準備をし、下校時刻が過ぎた教室で、見回りをやり過ごして夜になるのを待つ。

 夜になり、本校舎から探索を始めるが、何も見つからない。

 一旦別の場所を探すために本校舎から出たところ、そこで主人公たちはさらわれてしまう。

 気が付くと、そこは旧校舎。そこにはシャドウビルダー協会と名乗る怪しい人たちが儀式を行っていた。

 しかし、小学生たちが二人のうち一人の巨乳に見とれているうちに、うっかりコショウをこぼしてしまう。それにより、「鳥の魔術師」と名乗るもう一人がくしゃみをしてしまい、シュブニグラスを召喚してしまう。

 舞い散る触手により、シャドウビルダー協会の人間全滅。主人公たちは、子供たちを助けに来たメイド趣味の先生を解放し、なんとかシュブニグラスの魔の触手から逃げる。

 旧校舎の倉庫の中で古くなったガソリンを見つけると、思い切り旧校舎にばらまく。そして、シュブニグラスがやってきたタイミングを見計らって発火。なんとかピンチを切り抜けるのだった。


【登場人物】

・主人公たち(ホーイチ、アサト、フイカ)

 小学校五年生。好奇心旺盛で、いろんな事件に首を突っ込みたくなる、男二人女一人の三人組。


・サツキ先生

 メイドのコスプレが趣味の先生。そこそこ巨乳。


・トモ(通称:鳥の魔術師)

 シャドウビルダー協会の一人。子供たちをいけにえに儀式を試みようとしていた。

 鳥が好き。鶏肉が食べられない。


・イヨ(通称:漆黒の女神)

 シャドウビルダー協会の一人。うっかりはみ出た巨乳は、小学生も見とれる。

 いよかんが好き。肌が若干黄色い。漆黒なのに。


・シュブニグラス

 クトゥルフ神話に登場する架空の神。触手が多くて淫獣っぽい。

 シャドウビルダー協会が召喚しようとしている。


【旧校舎の噂】 

 旧校舎には、昔一時間を百分とする百分時計があった。

 旧校舎の百分時計が6:66を示す時にデジタル時計が7:16を示したときに旧校舎の百分時計の目の前であることをすると、悪魔が現れるという。

 実際に、旧校舎の百分時計は6:66と実際の時刻の夜7:16が重なるタイミングがあるように調整されており、重なるタイミングは三十日に一回(計算による)。

 噂では、その悪魔は事件で行方不明になった少女のことらしい。


【小学校で起こった事件】

 少し昔の、旧校舎から新校舎になる前くらいのこと。

 この小学校に通っていた少女が家に帰ると、家の中は血の海になっていた。

 この日は弟が風邪で休み、父親は早く仕事が終わり、母親は家事をしていたのだが、全員が玄関や居間、台所で斬殺されていた。

 唯一学校から遅く帰った少女のみ生き残るが、その少女は行方不明になって未だに見つかっていないという。


【シャドウビルダー協会】

 小学生を集め、生贄にして神を呼び出そうというカルト教団とも取れる集団。

 様々なところで活動を行っており、旧校舎にいる神、シュブニグラスを復活させようとしていた。

 復活させる動機は不明だが、どうも協会の名を上げるためらしい。


【適当プロット】

・第1パート

 どこの小学校でもありそうな噂が、ホーイチ、アサト、フイカの三人にも回ってきた。

 よくある旧校舎の噂。時々旧校舎に調査に向かい、該当する時間を割り出し、決行の時を待つ。

 ちょうどその間に、その小学校の児童が行方不明になるという事件が相次いで起こった。

 さらに、隣のクラスの担任だったサツキ先生が、長期間体調不良で休んでいる。

 これはただ事ではないと感じたホーイチたちは、十分な準備を行い、当日を迎えるのだった。


・第2パート

 前日にバットや塩コショウ、ペットボトルのジュースやおにぎり、懐中電灯といった潜入準備を済ませたホーイチたちは、放課後も帰らず教室で待っていた。

 そして、完全下校時間が過ぎ、見回りの先生がどこかに行ったのを見計らって行動を起こした。

 ひとまず新校舎に何か手がかりがないかとあちこち探索するが、特に何も変わったものはない。

 仕方ないので、一階の窓から脱出して旧校舎に向かおうとしたところ、何者からか薬をかがされ、ホーイチたちは意識を失った。


・第3パート

 ホーイチたちが目を覚ますと、真っ暗な中に月明かり、そしてかび臭いにおい。周囲を見渡すと、どうやら旧校舎の一画。

 月明かりが木造の床を照らすと、なんと旧校舎を調べた時にはなかった謎の魔法陣が描かれていた。

 そして、やってきた二人の黒衣の謎の人物。

 一人は「鳥の魔術師」トモと名乗り、一人は「漆黒の女神」イヨと名乗った。

 トモは目覚めた小学生相手に、「クックック、今日の6時66分、シュブニグラス復活の儀を執り行う」という中二病発言をし、百分時計と卵っぽいものが入った入れ物を取り出す。

 儀式を行っている最中、アサトはイヨの胸をガン見してしまい、うっかりくしゃみをしてしまい、持ってきたコショウをぶちまけてしまう。そのコショウがトモの鼻を直撃。きっかり6時66分になった時にくしゃみをしてしまう。

 その衝撃で入れ物破損、卵散乱(ノット産卵)、魔法陣が光り出し、シュブニグラス登場。すごい幼女っぽいが触手がすごい。うっかり卵を飲み込んだアサトとフイカは体内で卵孵化してグロい状態で死んでしまう。

 シュブニグラスは自慢の触手を振り回し、中二病とおっぱい要員をあっさり退治してしまう。

 幼女シュブニグラスは分身シュブニグラスとともにホーイチを襲ってくる。


・第4パート

 懐中電灯片手に出口に向かうと、その途中で行方不明になった子供たちを助けるために飛び込んだメイド姿のサツキ先生を発見。持っていたナイフでロープを切り、何とか救出。

 逃げる途中、倉庫に古いガソリンが置いてあるのを発見。

 それを逃げながらばらまき、旧校舎の出口に達する。

 サツキ先生が止める中、幼女シュブニグラスがガソリンの上にやってきた瞬間、導火線状に垂れ流していたガソリンにライターで点火すると、一気に旧校舎炎上。同時にシュブニグラスも炎上。

 緊張の糸が切れたホーイチとサツキ先生は、そのまま倒れこんでしまう。


・エピローグ

 ホーイチとサツキ先生は、気が付くと病院のベッドの上に倒れていた。

 旧校舎はガソリンがばらまかれていたため、放火の疑いが強いとされ、ホーイチとサツキ先生は下校中に放火に伴う爆発に巻き込まれて気絶していたことにされていた。

 しかもよく見ると、殺されたはずの別のベッドではアサトとフイカも寝ていた。二人は焼けていなかった場所で発見されたらしい。

 行方不明だった子供も、半分ほどはかなり衰弱していたが、命に別状はないとのこと。

 その後、シュブニグラスのことを聞いたが、誰も知らないという。さらに、シャドウビルダー協会についても、旧校舎から遺体は何も発見されなかったという。

 一体シュブニグラスはどうなったのか。シャドウビルダー協会の二人はどうなったのだろうか。誰もその行方は知らない。

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