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青空嫌い  作者: きりう
1/1

最初:青空嫌い

ギャグ風味です。

大嘘です。

迷走してます。

「たとえばさ」

深い闇の中を走る電車、その車両の一番後ろ。

「窓の外、見て」

真っ暗闇の中、かすかに見えるのは。

「何も見えないでしょ?」

寂しそうな目に、まぶたを被せ。

「それでいいの」


でも確かに僕には見えた、街頭に照らされた、とても大きな鉄塔。

足元だけしか見えなかったけれど、確かに見えた。

錆だらけの鉄塔の足が確かに見えた。


「今はそれでもいいの、だって、きっと」


少女は上を向いた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「たとえばさ・・・」

週末の駅近くの路地裏、人はいない、”いてはならない”のだが。

本当なら今頃目当ての電気屋で今日発売のゲームを買っているであろう頃だ。

そして僕は、目の前で怯える少女に言う。

「君の目の前に捨てられた子猫がいます・・・いいかな?」

首を傾げる少女に続けて僕は言う。

「その子猫に対して何の感情も抱かないって訳はないよね、少なくとも”あ、子猫がいるな”って思うし、猫が好きな人なら”可哀想、助けなきゃ!”って思うかもしれない。で、この場合は猫好きの方を想像して欲しいんだけどね?早速その捨て猫を助けようとするわけさ、でも突然近づいても捨て猫は警戒してなかなか助けられないわけ、それで考えた挙句思いついたのが”箱ごと持っていこう”ってゆう事なんだけど、ここで問題が発生したんだ、”あれ?箱がないぞ”ってね。それと同時にもう一つ、問題発見だ。ものすごく怖くてデカイ不良野良猫が近くをうろついてるんだ、ちなみにこの不良野良猫は捨て猫を狙ってるみたいなんだけど・・・」

すると少女は、

「なんで狙ってるんですか?」

少し考えて、いや、考えなかったかもしれない。

「魅力的だからだよ、その捨て猫が魅力的なもんだから囲んで・・・」

ここまで言って言葉を選び直さないといけないんじゃあないかと思って焦る。

「?」

少女は怪しげにこっちを見つめている、まずい、このままではいけない。

叫んで助けを呼ばれたりしたら僕の人生終わりだ・・・。

なんせここまでの僕のやった行動はたったの一つ、


”この少女を無理やりここまで連れてきた”


ただこれだけなのだから。

短いですね。

最初なんでこんな所です。

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